何をしても、どんなに工夫をしたカットをしても、決してその「ストレート状態」
から変えることの出来ない、縮毛矯正を一度でもかけた髪の毛。
そう、一度でもかけたら、“とれる”ことなど殆ど皆無。
だけど、お客さんは「とれない」ということを知らない。
月日が経てば、「おちていくモノ」だと思っている方が多いのが現状だ。
パーマやストレートパーマなどと、同じ意識を持っている。
コレって、何でだと思いますか??
それは美容師さんが、お客様に事前に教えていないからです。
でもこれは親切ではなく、美容師の義務、責任デス。当たり前のこと。
だから縮毛矯正をかけた髪の毛に、普通に、パーマをかけようとするお客さんがいらっしゃる。
例えば、美容師からそれを知らされた上で、それでもお客さんが「かけたい」と
いう判断しているならまだしも、お客さんにキチンとお知らせをしていないのは、良くない。
また、こういう事もそうだ。
例えば、「縮毛矯正ではありません。縮毛矯正とストパーの間です。」
「縮毛矯正よりも弱めですよ。」
「ナチュラルにかけれますよ。」
これら、全部ひっくるめて、何を言われようが、「ストレートアイロン」を使用した時点で、
「ナチュラル」ではありません。
完全なる「縮毛矯正」そのものです。
残念ながら、縮毛矯正がかかっているうちは、パーマはかけられません。
かけたところで、「かからない」「傷む」「すぐとれる」「大きめにかからない」など、
良いことは一つもありません。
だから先々のことも多少は想定して、プランは慎重に!