二王座歴史の道
臼杵城跡の西南にあります,昔と今が交差している町並みで
江戸時代の城下町の風情を色濃く残す路地で、曲がりくねった
石畳の道が続く二王座歴史の道。
臼杵城のお膝元に位置する二王座歴史の道は、阿蘇山の火口灰が
固まってできた、凝灰岩の岡であちこちの岩を削り取って道を通しました。
特に、旧真光寺の前は「切り通し」と呼ばれて、臼杵を代表する景観の一つです。
「切り通し」と呼ばれる、臼杵で最も風情のある道には、徳川三代将軍家光の
乳母として知られる、春日の局・お福が暮らした屋敷跡があります。
二王座歴史の道は昔日の名残を今もとどめて、狭い路地のいたるところに
城下町特有の面影が残っています。
辻から入ると上級の武家屋敷が建ち並び、田町側から登って行くと、多くの寺が集まってる。
高い石垣、重圧感のある瓦屋根、白壁の建物や多くの寺院が坂道沿いに、長く続いています。
平成5年国の都市景観100選にも選ばれています。
臼杵は江戸時代に栄えた稲葉氏5万石の城下町として栄え、白壁の街並みが
その面影を残しています。