旅慣れた二人のお気に入り

北から南から有名な場所を巡り 旅行した中でのすばらしき大きな感動を得られたお気に入りの場所です。

帰雲城址跡(かえりくもじょうしあと)

2012-01-05 08:30:03 | 日記












帰雲城址跡(かえりくもじょうしあと)

 萩町合掌造り集落の北はずれにある小高い丘(萩町城址跡展望台)は
 
 かっては南朝の公家たちが隠れ住んだ城といわれているが

 その後、戦国時代の武将の居城となったところ。

 典型的な山城で、北・南・西の3面が絶壁という高台。

 天正13年(1585)の大地震のため、城も人も城下町の300軒余も

 飲み込まれてしまい、何もかも きれいに消え去って

 その位置さえも、わからなくなってしまったと言われています。

 寛正5年(1464)帰雲(かえりくも)城主内ヶ島氏の重臣

 山下氏勝が築いて移ったと伝わるが、今は跡形もなく何も残っていない。

 眼下に合掌造り集落が広がる展望地で大人気ですが

 展望地の周りは、この写真のように、本当に天正13年の大地震で

 何にも残っていなくて、改めて大地震の被害の大きさが実感できました。

 去年の東日本大震災のあの日の記憶がよみがえり、恐くて体が震えます。

 この帰雲城址跡・萩町城址跡展望台は災害を忘れてはいけないと

 教えてくれているのでしょうね。

 天災の恐ろしさをあらためてこの場に立って理解いたしました。

 内ヶ島氏は金山を採掘していたことから、黄金埋蔵伝説が生まれ

 今も発掘に夢をかける人も少なくないとのことです。