あすにゃん日記

500字程度のエッセイを書きます。

大久野島のウサギ、1000羽を超える

2019-11-13 14:48:05 | 日記
大久野島のウサギが、1,000羽になった。テレビで言っていたのだ。食べ残しのエサを狙って、カラスやネズミも増加している。テレビを眺めていたら、スポーツセンターで「センセー」と呼ばれているおじさんが、
「宮島でもサルがいたが、最近見かけないな。だれか食べたかな?」
 宮島は、原生林があるので、サルはふつうにいる。シカにエサをやらなくなってから、出没しなくなったようだ。
 サルを食べる人がいるとも思えないが、中国料理には、『熊の手』とか『ツバメの巣』とか『サルの脳みそ』というのもある。
 四つ足は、椅子以外はなんでも食っちまうのが中国人である。
「中国人かもしれないね」
 わたしは、冗談めかしてそう言った。
「ウサギのケガは、ネズミが食ったんじゃないのか」
「センセー」は、そう言って笑っていた。『トムとジェリー』だって。
 いや、もちろんそうじゃない。テレビに寄れば、
 数が多くなれば密度も増える。気性の荒いオス同士でケンカになり、ケガをするウサギが続出しているという。
 ウサギには、ダイエットという言葉はないのだ。仲間に噛みつくんだから!
 ネズミはウサギを食わないのだ。

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