テレビを見て驚いた。
木の下に男が立っている。棒の先に、お椀(灰色)のようなものをつけて、ウロウロしていた。解説によると、それは「エアスコップ」というものであるという。
木の医者が、根の様子を見るために、空気の力で掘るというのである。空気で掘るので、根を傷つけないという。
動物の医者というのは、わりと親しみがある。アニメや漫画にもなっている。しかし木の医者なんて、実在するとは思わなかった。なるほど、聞いたことはある。いることは知っている。しかし、木を診て儲かるんだろうか。
木が痛みで悲鳴を上げたとか、手術したとか言う話は、聞いたことがない。どうやって、病気を診断するのであろうか。
病気になったのを、どうやって治療するのかも、興味がある。
木の医者がいるのなら、農作物の医者というのも、あっていいと愚考する。病害虫に強いということで、遺伝子までいじった農作物が巷に出てきている。医者がいれば、少しは事情が違ってくるかも。
ものが言えず、動くことも出来ない植物の病気を治そう、という人がいるというのを見ると、見捨てられていると嘆く人にも、
「絶望することはないよ」
と、言うことができるかもしれない。
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