あすにゃん日記

500字程度のエッセイを書きます。

天使は神にあらず?! (好評だった雑学)

2021-11-25 11:20:12 | 日記
みなさんにも興味があるかも知れない
天使の名前の由来話を
記憶モードで話します。
曖昧なところもありますが、ご了承ください。

エル、というのは、セム語派言語からいうと「神」という普通名詞を意味します。

しかし、このエル。
実は、メソポタミアの神の名前でもあります。
なので、ミカエル・ラファエル・ルシフェルなど、語尾にエルがつく天使は
もともとは、神さまだったという説がある。

その上、このエルは、
カナンのパルテノンの主神の名でもあります。
エルはカナン宗教の特定の神格を示す固有名詞らしい。

エルは、女神アシュラとの聖なる結婚を通して、
ヤム、モートなどの神々を生みました。
エルは、
造物主、王、神々と人類の父などと呼ばれ、
白髪の老人として表現されています。

しかし、エルは嵐の神バアルによって、
カナンのパルテノンの王座を奪われ、追放されてしまいます。

こういう雑学は、Wikiには載ってません。
わたしも、父の蔵書(『旧約聖書の世界』高橋正男)を、ちょっと読んで知ってるだけです。
ま、聖書学なんて廃れた学問だからね。
雑学を持ってても役には立たない。