「愛」の章
たとい、私が人の異言や、御使いの異言で話しても、
愛がないなら、やかましいどらや、
うるさいシンバルと同じです。
また、たとい私が預言の賜物を持っており、
またあらゆる奥義とあらゆる知識とに通じ、
また、山を動かすほどの完全な信仰を持っていても、
愛がないなら、何の値うちもありません。
また、たとい私が持っている物の全部を
貧しい人たちに分け与え、
また私のからだを焼かれるために渡しても、
愛がなければ、何の役にも立ちません。
愛は寛容であり、愛は親切です。
また人をねたみません。
愛は自慢せず、高慢になりません。
礼儀に反することをせず、
自分の利益を求めず、
怒らず、人のした悪を思わず、
不正を喜ばずに心理を喜びます。
すべてをがまんし、すべてを信じ、
すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。
こういうわけで、いつまでも残るものは
信仰と希望と愛です。
その中で一番すぐれているのは愛です。
― コリント人への手紙第一13章1節~7節、13節 ―
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