畑に咲く花

家庭菜園の野菜を残したら、
どんな花が咲くのやら、楽しみが増えそう

入院の記(4)

2009年09月06日 | 出来事
 夏休みが始まる下旬の頃のころ。夕方整形外科部長が『どうですか』と各病室を回ってくる。。最初の予定では退院できる時期だったが、
いっこうに治る見込みもなく、不安がつのるばかりでしたので、今後の見通しを訪ねた。レントゲン写真を見ながら、新しい骨はできていない。しかし写真で写らなくと、出来てきている場合もあり、体重をかけて、刺激を与えれば、(痛いと感じる寸前まで松葉杖で歩くこと)
早く治ることもある。このことによって、骨が崩れたり、ネジが緩んだり、金具が折れたら、いずれ再手術をせねばならないので、諦めるしかないだろう。
 そんな会話をした。
 のちに主治医から、慎重に体重をかけたかったが、上司の部長から言われれば
従わなければならない。明日からでも体重を1/4,1/3,1/2と一週間づつ架けてゆこう。2/3は二週間後に様子をみてからに。
 病棟を歩く日々となり、一度だけ松葉杖がすべり、足に電流が背中には恐怖が走った。横浜、江ノ島、茅ヶ崎、厚木の花火大会を観ることが出来て、気分転換と来年は会場に行けることを念じていた。


     松葉杖 
      治して聞きに
           遠花火

  
 再手術になると、秋が終わり、冬になる頃だろう。
一度家に帰って、身辺整理をしておかねばならぬと、外出願いを出した。

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