ハーベスト・タイム『収穫の時』

毎月発行の月刊紙『収穫のとき』掲載の聖書のお話など。

◆9月号◆東後勝明先生のこと

2008-09-05 | 中川健一のおはなし
 東後勝明先生のインタビュー番組を、七月に二週連続で放映しました。東後先生がお書きになった『ありのままを生きる』には多数の注文をいただきました。直接書店に走られた方も多かったと思います。この番組への反響の大きさがうかがえます。 . . . 本文を読む

進化論は科学的で、創造論は非科学的か?

2005-04-18 | 中川健一のおはなし
◆4月号◆進化論は科学的で、創造論は非科学的か?  2月末に、京都インターナショナル・ユニバーシティー(KIU)教授の安藤和子先生の番組が放映されました。テーマは、「進化論か創造論か」というものでした。このテーマは、日本での宣教を考える時、避けて通ることのできないものです。放映後、普段ないような反響が返ってきました。代表的な声を次に紹介します。    「先週と今週の安藤和子博士の出られた . . . 本文を読む

希望がなければ生きられない

2005-03-18 | 中川健一のおはなし
◆3月号◆希望がなければ生きられない  1月中旬に、あるグループを案内してイスラエルを訪問しました。現地に到着した日に、私たちはエルサレム郊外、ベテシェメシュという町にある小学校を訪問しました。  日本のことを紹介して欲しいとの要望がありましたので、次のようなものを準備していきました。 (1)ヘブル語で『黄金のエルサレム』、日本語で『ふるさと』を練習。 (2)女性3人と男性1人が着物を、また、別 . . . 本文を読む

激動の時代を生き抜く知恵

2005-02-18 | 中川健一のおはなし
◆2月号◆激動の時代を生き抜く知恵  日本の進路をどうするか。今これが大きな課題です。  冷戦構造の終焉以来、日本は第三の文明開化期に入っています(第一は明治維新後の開化、第二は太平洋戦争敗戦後の開化)。今までの学歴社会は終わりを迎えつつあり、実力主義と「生涯現役時代」が到来しつつあります。このような時こそ、激動の時代を生きた先人に学ぶべきではないでしょうか。特に、聖書で信仰の人と呼ばれているア . . . 本文を読む

小さなことから実行する一年

2005-01-18 | 中川健一のおはなし
◆1月号◆小さなことから実行する一年  明けましておめでとうございます。  毎年、大きな夢、新しい幻を掲げて新年をスタートするのが恒例になっていますが、今年は「小さなことから実行する一年」でありたいと願わされています。それは、昨年末のある出来事がいまだに心に残っているからです。  昨年の12月5日(日)の午後、札幌で3日間の仕事を終えた私は、午後3時半の飛行機で東京に発つべく、M牧師夫妻が運 . . . 本文を読む

人を動かすパフォーマンス

2004-12-18 | 中川健一のおはなし
◆12月号◆人を動かすパフォーマンス 「パフォーマンス学」という言葉をご存知ですか。  かつてハーベスト・タイムにゲスト出演してくださったことのある佐藤綾子先生は、日本における「パフォーマンス学」の先駆者であり、開拓者です。その佐藤先生のお招きで、10月2日(土)に、社団法人パフォーマンス教育協会主催の『第22回コンベンション』に参加してきました。  実に興味深い体験をする一日となりました。 . . . 本文を読む

わが町、わが人生

2004-11-18 | 中川健一のおはなし
◆11月号◆わが町、わが人生  幼い頃の想い出は、いくつになっても忘れ難いものです。  私は物心ついてから高校を卒業するまで、大阪市内で育ちました。そのせいか、今でも大阪弁のアクセントが抜けず、食べ物は薄味を好み、どんな試合でも東西対抗戦があれば西を応援するといった、根っからの「関西文化圏人」です。 自転車に乗って  今年の九月末のことです。大阪市生野区にある大阪みぎわチャペルからメッセ . . . 本文を読む

「リタイア」か「リ・タイア」か

2004-10-18 | 中川健一のおはなし
◆10月号◆「リタイア」か「リ・タイア」か  英和辞典で「retire」という言葉を引くと、次のような訳が出てきます。「リタイア、引き下がること、後退、撤退、退場、退去、退却、隠退、退職、退役、隠居」。どの訳語を見ても、後ろ向きで寂しくなるようなものばかりです。  あなたは、リタイアなど自分には関係のないこととお考えですか、あるいは、それが現実味をもって迫ってきていますか。どうやら日本は、ここ数 . . . 本文を読む

今は分からなくても

2004-09-18 | 中川健一のおはなし
◆9月号◆今は分からなくても  毎年この時期になると、書かざるを得ないテーマがあります。それは、「自殺」というテーマです。  7月に発表された警視庁の資料では、昨年の自殺者数が、過去最悪の3万4千人に上っています。毎年小さな市町村が日本から一つずつ消滅していると考えれば、3万4千人という数がどれほど大きなものであるかが分かります。  内訳は、次のようになっています。    ・病気やアルコール依 . . . 本文を読む

人を恐れるな

2004-08-18 | 中川健一のおはなし
◆8月号◆人を恐れるな  前日本銀行総裁の速水優氏がクリスチャンであることをご存知ですか。  速水氏は、今年の『文芸春秋』の新春特別号に、「この宝を土の器に」という題の随筆を寄稿され、多くの読者に感銘を与えておられます。私もその随筆を読み、大変感動した者の一人です。  その速水氏が、6月1日、インターナショナルVIPクラブ赤坂主催の集会(会場・ホテルニューオータニ)で講演されるとお聞きし、取材 . . . 本文を読む