▪不安と悩みだらけの高校生活
私は一七歳・高校三年生の時、初めてキリスト教と出会いました。当時、私はひどい劣等感を持ち、また将来のことを考えると非常に不安でした。中学時代は努力して勉強し、それなりの成績を収めていました。しかし、高校受験を迎え、必ず合格すると言われていた高校に不合格。最終的には、自分が望んでいなかった高校に進学することになりました。
「何のために勉強しているのか、勉強して将来報われるのか?」、「自分の人生なのに、なぜ自分で決められないのか?」、「私にとってどういう道を歩むことがベストなのか?」と考えました。しかし、誰に聞いても、哲学書を読んでも回答を得ることはできませんでした。 . . . 本文を読む
聖地旅行から帰って
二月末に、第四五回ハーベスト聖地旅行を終えて帰国しました。
総選挙の直後でしたので、イスラエル人たちの政治意識がどうなっているのか、興味津々でした。何人かのイスラエル人たちに「選挙結果をどう思うか」と尋ねましたが、「選挙は終わったが、選挙前と同じで、まだ何も結果が出ていない」との投げやりな答えが返って来ました。リクード党とカディマ党の当選者がほぼ同数という状況では、そういう答えが返って来るのも当然でしょう。日本と同じで、イスラエル人の間には「政治不信」という病が蔓延しています。和平交渉が何度も挫折し、今も希望の光が見えない状況では、それも致しかたのないことです。 . . . 本文を読む