【水澤都加佐 みずさわつかさ】
学習院大学卒、日本社会事業大学研究科修了。一九七五年より米国の諸施設や研究所において、アディクション問題へのアプローチ、家族問題プログラム、集団療法などに関するトレーニングを受ける。神奈川県立精神医療センターせりがや病院心理相談科長をへて、一九九四年四月より、(株)アスク・ヒューマン・ケア取締役研修相談センター所長。二〇〇五年四月に横浜に「ヒーリング&リカバリーインスティテュート」を開設。アルコール薬物問題全国市民協会(アスク)副代表。著書には『もえつきの処方箋』、『もちきれない荷物をかかえたあなたへ』、『子どもを生きればおとなになれる』など多数あり。 . . . 本文を読む
◆4月号◆愛の随想録(16)ユダの荒野にて
聖地旅行の印象
二月下旬から三月上旬にかけて、第四三回聖地旅行が実施されました。今回は、今までで最も平均年齢が高い聖地旅行となりました。参加者四八名の平均年齢が六二歳で、六十代、七十代の方々が中心という極めて異例の年齢構成でした。出発前には、健康のこと、移動スピードのことなどで不安がありましたが、それらはすべて杞憂に終わりました。高齢者の皆さんの頑張りと、真理探究の真剣な姿勢には、こちらが教えられました。しっかりと自己管理をし、他の方々の迷惑にならないように努力している姿勢に大いに励まされました。
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