In the Nest

ちいさな巣の中から、見上げる空。

ひとりのよる

2005-02-10 22:39:08 | Weblog

子供たちが「おばあちゃんちにお泊まり」なので、
めずらしく、ひとりの夜。

明日は祝日だけど私は仕事で、
朝から実家で子供たちを預かってもらわなければならない。
こういう時、前の晩から「お泊まり」にさせてもらうことが
たまにある。
そうすれば、
明日の朝も、私は自分ひとりの仕度をすれば済むので
いつもよりちょっとだけ、ゆっくりできる。


子供たちはふたりとも、
赤ん坊の頃から音に敏感だった。
やっと寝ついたと思っても、
ほんの少しの物音で、また泣き出して起きてしまう。
だから、
子供たちが寝たあとも、できるだけ音を立てずに
息を詰めるようにして、行動していた。

そんなことが何年も続いたから、
音に気を遣って静かに夜を過ごす習慣が
すっかり身についてしまっている。
子供たちも小学生と幼児になって、
もう、それほど神経質になる必要もないはずなのに。

こうしてPCに向かっていても、
何か物音を立てるたびに
一瞬「はっ!」としてしまう。
そして、
「あ、今日は誰もいないんだった・・」
と苦笑いする。


それにしても、
こうしてひとりで家にいると、
おそろしく気が抜けてる感じがする。
とにかく、
ぼーっとしてしまう。
意識はしてないけど、
ふだんはやっぱり、
自分の家にいても、心からリラックスしているわけでは
ないんだな、とあらためて思い知らされる。


明日の朝は、
気が抜け過ぎて寝坊しないように気をつけなきゃ。



朝の青空

2005-02-07 22:21:56 | Weblog

けさは、
青い空が見えた。
ふと立ち止まって見上げる、
駅前の、歩道橋の上。

しばらくすると、
雲に覆われてしまったけれど。
それでも、
心にはまだ、空の青さが残っている。



大丈夫。
風は冷たくても、
元気に、歩いてるよ。



冬の色

2005-02-06 17:14:52 | Weblog

買い物ついでに、
ちょっとお散歩してきた。


どこかに春が来てないかな?って
きょろきょろしてみたけど、
まだまだ、冬景色。

枯れ色の風景の中に、
寒椿なのか山茶花なのか、
ちいさな紅い花がちらほら見える。


今にも雪が舞ってきそうな、
曇り空。
寒くても、せめて青い空が見たい。



鬼退治

2005-02-04 19:12:32 | Weblog

娘が保育園で、
「節分の日には、
 鬼を追い払うために
 家の玄関に、いわしの頭と
 ひいらぎの葉をつるしておく」
という話を聞いてきたらしい。

「おかあさん、うちにはいわしの頭と
 ひいらぎの葉、ないの?
 鬼が家に来ちゃうよ。」
と、娘は心配している。
そう言われても、
そんなもん用意してないし。
「豆まいとけば大丈夫よ~」
とごまかしたけど、
まだ不服そうだ。

「それなら、
 いわしとひいらぎの絵を描いてよ。
 玄関に貼っとくから。」
と娘に言うと、
「え~~そんなの描けないよ~。
 それに、絵に描いたいわしやひいらぎだったら
 臭くも痛くもないよ。」
などとぶつぶつ言っていたが、
そのうち紙とペンを取り出して、なにやら描きはじめた。

そして、
「できたよ!」
と、持ってきたのが
上の写真の絵。
思わず笑ってしまった。

これなら、鬼もきっと逃げて行くでしょう。


絵は、ちゃんと
玄関のドアに貼っておきました。



雪の朝・2

2005-02-02 00:05:40 | Weblog

早く行かなきゃなんないのに、
つい、立ち止まってカメラを構えてしまう。


手がかじかんで、
シャッターがうまく押せないや。