せめて
この言葉だけは
言うことを
ゆるしてほしい
止めずに
ちゃかさずに
この言葉だけは
黙って
受けとめていてほしい
「大好き・・」
って
ただ
微笑んで
聞いていてほしい
それ以上
何も
望まないから・・
せめて
この言葉だけは
言うことを
ゆるしてほしい
止めずに
ちゃかさずに
この言葉だけは
黙って
受けとめていてほしい
「大好き・・」
って
ただ
微笑んで
聞いていてほしい
それ以上
何も
望まないから・・
せめて
この言葉だけは
言うことを
ゆるしてほしい
止めずに
ちゃかさずに
この言葉だけは
黙って
受けとめていてほしい
「大好き・・」
って
ただ
微笑んで
聞いていてほしい
それ以上
何も
望まないから・・
春
崖の上に
大好きな野いばらがたくさん咲いていた
思わずよじ登って
写真を撮った
秋
同じ場所で
野いばらが赤い実をいっぱいつけていた
また崖によじ登って
こうしてカメラを構える
夕暮れ時の
買い物帰り
ほんのささやかな冒険
いろんなことを
気にしすぎないようにしたいんだ
私は私
私のままでいいんだ・・って
そう思っていたい
ときには
どうしてもそう思えなくて
いろんなことが気になって
苦しかったりもするけど
そんなとき
ちょっと心の向きを変えたら
きっと気分も変わる
そのために
いろんな引き出しが欲しいんだ
開けるたびに
微笑んで 気持ちを立て直せるような
引き出しいっぱい
持っていたいな
自分のために
誰かのために・・
歩きながら
ふと足もとを見れば
古びた階段にも蔦がからまって
もうしばらくすれば
この蔦も紅葉するんだろな
こんなふうに
手の届くすぐそばにも
自然を感じられるしあわせ・・
秋の日が過ぎていく
離れていても
一緒に見つめていたい
荘厳な朝焼けを
激しく燃える夕焼けを
離れていても
この胸の中に
いつだって いてほしい
遠くから
ぎゅっと 抱きしめてほしい
この心だけでも
あの日
ほんとは
あのまま消えるつもりだった
二度と姿を見せないと決めていた
あきらめようと思ってた
だけど 何かが
わたしの心を引きとめた
それは
何だったんだろう
一年前
すべては
そこから
始まった・・
朝も 夕も
空を眺める
疲れた心を
からっぽにして
ひとは
昔から
そうしてきたのかな
空の下の自分を
とてもちいさく感じるとき
不思議に
やすらぐ
肩の力が
ふっと抜けていく
みんな
自然の中に生まれて
決められた生を
生かされているだけ
それだけなんだな・・って
だからこそ
すべてがいとおしい
与えられたいのちを
精一杯輝かせたい
そんなふうに
今は思える・・
疲れたら
また空を見よう
暗い空でも
明るい空でも
見上げれは 空はいつでもそこにある