ただの碁好きな麺や親父の雑記

麺や食堂爺のひねもすのたりのたりかな

本を読もう。何かいい事あるかも

2021-11-09 17:26:00 | 音楽(ジャズ)


この小説を初めて読んだのは高校一年の時、古本屋で一冊20円、全巻買うと150円でした。
でもお金が無かったので一冊づつ読み終わった時点で買い足しました。
ひと月掛かって8冊を買い、読みました。
そして全巻ら揃えたところで又最初から読みました。
感動しました。
日清戦争は丁髷の時代から僅か20年.30年しか経ってないのです。
戦争をするという国力、財力が蓄えられた事が凄いですねー。清国と戦う前にイギリスと中立の立場を確認してから「日英通商航海条約」あっという間に北京一帯を押さえて日清両国で和平条約を結ぶ。
この辺りから日露戦争にかけて、展開する小説がこの本です。
この小説を読みながら、
この様な本を書く人はどんな勉強をしたら書けるのかなとおもいました。
登場人物の生きていた時代は明治の初期或いは江戸時代の末期の生まれで、私の想像を遥かに超えた探究心や想像力や研究心があって、それを元に現地の取材を綿密にしたりして書いていくのでしょうね。
主人公の秋山兄弟の描き方も素晴らしいし
乃木将軍の描き方も何となく切なくて、厳かな雰囲気もいいしね。
この本の盛り沢山の内容は簡単に語り尽くさないです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿