もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

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2780番:女の一生(49)

2023-09-30 06:23:08 | 日記


Une vie  /   Guy de Maupassant

女の一生(49)
Une vie (49)


——————————【49】———————————————
    
Mais  Jeanne,   sous  ce  ruissellement  tiède,  se  sentait
revivre  ainsi  qu' une  plante  enfermée  qu' on  vient  de
remettre  à  l' air;  et  l' épaisseur  de  sa  joie,  comme
un  feuillage,  abritait  son  cœur  de  la  tristesse.   


..——————————《訳》——————————————————

しかしジャンヌは、生暖かい雨水の下で、自分が蘇った
ような気がしていた.それはあたかも雪の下に閉じ込め
られていた草木が再び大気に当たって元気を取り戻した
ようなものであった.そして彼女の喜びの厚みは樹木の
葉で守られたように、その彼女の心を悲しみから守って
いたのでした.

 

——————————〘語句〙—————————————————
            
ruissellement:[リュイッセルマン](m) (水や汗が)流れること、
    ここでは流れるように落ちて来る雨水
tiède:[ティエッド](形) なまぬるい、生暖かい  
se sentait:(半過去3単) <se sentir
se sentir de + 不定詞:自分が~する(される)のを感じる
   Elle se sentait mourir. / 彼女は死ぬような気がした.
revivre:[ルヴィーヴル](自) 生き返る、よみがえる
      蘇生する、元気を取り戻す
ainsi que ~:~と同様に、~のように.   
plante:(f) 植物、草木、草本  
enfermée:< enfermer:(他) 閉じ込める  
remettre:(他) 再び置く、取り戻す、回復する、  
épaisseur:(f) 厚さ、厚み、
  planche de quatrecentiètres d'épaisseur / 厚さ4センチの板    
feuillage:(m) [集合的] 葉(樹木全体)  
abritait:(3単半過去) < abriter (他) 防ぐ、保護する   

 


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