goo blog サービス終了のお知らせ 

さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

5634番:さすらいの青春(594)

2024-11-30 15:37:57 | 語学


さすらいの青春(594)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
   

.——————【594】——————————
  
D'autres,  brusquement,  tandis  que  M.  Seu-
rel   tournant   le  dos  continuait   la  dictée  
en  marchant  du  bureau  à  la  fenêtre,  fer-
maient  un  œil  et  se  collaient  sur  l'autre  
la  vue  glauque  et  trouée  de  Notre-Dame  
de  Paris.   Et  l'élève  étranger,  la  plume  à
la  main,  son  fin  profil  contre  le  poteau  
gris,  clignait  des  yeux,  content  de  tout  ce
jeu  furtif  qui  s'organisait  autour  de  lui.
     
       
————————(訳)————————————

また他の生徒たちはスーレル先生が背を向けた
まま教壇机から窓のほうに歩きながら、書き取
りを続けている間、片目をつぶって、もう片方
の目を穴の中の青緑色したパリのノートルダム
の景色に押し当てていた.さてこのよそ者の生
徒は、ペンを片手に、その面長の顔を灰色の柱
につけ、このすべてのひそかな遊びが自分の回
りでうまくやってのけていることに満足げに目
配せしていた.
  
     
——————— ⦅語句⦆———————————
      
dictée:(f) 書き取り、ディクテーション、   
glauque:[グローク](形) 青緑色の、   
se collaient:(直半過/3複) < se coller 
se coller:(pr) [à, contre に] へばりつく、
   くっつく、ぴったりくっつく、
   密着する
vue:(f) 見晴らし、眺め
trouer:[トゥルーエ](他) (に)穴をあける、(を)貫く
trouée:(f) 割れ目、抜け目、
   ここではペン軸ののぞき穴. 
plume:(f) 羽、ペン、ペン先 
poteau:(m) 柱、支柱 
clignait:(直半過/3単) < cligner [クリニェ] 
cligner:(他) 目を細める、まばたきする;
    (目を)ぱちぱちさせる.
      (自) まばたきをする 
    cligner des yeux / 目をぱちぱちさせる、
    まばたきする
    cligner de l'œil / 目配せする、
    ウインクする. 
furtif, ve:(形) ひそかな、素早い、
    それと分からない.
s'organisait:(直半過/3単) < s'organiser
s'organiser:(pr) うまくやりくりする、
    段取りよく行動する、
    手筈をととのえる、 

 


5629番:サウンドオブミュージック(877)

2024-11-29 21:02:07 | 語学


サウンドオブミュージック(877)
Sound of Music

.———————【877】———————————

When  the  train  stopped  for  good  and  all
the  people  got  out,  I  learned  that  I  was  
far  away  from  the  Bronx.   The  funniest  
thing  of  all  was  that  the  subway  had  
been  metamorphosed  into  an  elevated,  and  
instead  of  walking  up  to  the  street,  I  
had  to  walk  down.    There  I  was  com-
pletely  forlorn.   But  again  to  my  rescue—
a  plliceman.   This  time  he  was  sitting  in
a  car.


————————(訳)————————————

列車はずっと止まったままでした.車内の乗客は
全員降りて行きました.そのときやっとわかった
のですが、私はブロンクスとは全く違う場所に来
ていたのでした.何がおかしいといって、この地
下鉄、いつのまにやら高架鉄道に変身しているの
です.なので降りてからは、地上に歩いて上がる
のではなく、階段を降りていくことになるのでし
た.さて降りてからは、すっかり途方にくれまし
た.しかしまたしても私に救いの手——警察官
がいたのです.今回は車に乗って現れました.

        
————————⦅語句⦆————————————
  
for good and all:永久に    
metamorphose:(他) を変形させる

 


5625番:サウンドオブミュージック(874)

2024-11-29 06:07:27 | 語学


サウンドオブミュージック(874)
Sound of Music

.———————【874】———————————

For  the  second  time  in  my  life,  I  took
a trip  on  the  subway,  with  fingers  in  my
ears,  eyes  closed  for  entry  and  exit.


.————————(訳)————————————

(この学校へ娘たちを連れて行くため)私は
人生2度目の地下鉄ツアーを決行したのでした.
乗るときも降りるときも、耳に指で栓をして、
目を閉じるという地下鉄ツアーでした.


.————————≪文法≫————————————

文法に沿って訳すと:人生で2度目で、私は
乗り降りに、指で耳をふさぎ、目を閉じて、
地下鉄旅行をやってのけた.
  with fingers in my ears, eyes closed for entry 
and exit. 
  ここの分詞構文を正しく訳さないと試験でで
は減点されます.
 これは付帯状況を説明するフレーズですので
「乗り降りには耳をふさいで、目を閉じて」
 となります.

ですが、学校を出て、自由な身になったら、2つ
の文に分けて訳した方が読みやすいと思います.

 


5624番:サウンドオブミュージック(873)

2024-11-29 06:02:14 | 語学


サウンドオブミュージック(873)
Sound of Music

.———————【873】———————————
  
  We  didn't  want  to  take  the  little  girls
on  the  concert  tour.   We  looked  for  an
inexpensive  boarding-school.   Mr.  Wagner's
office  helped  us.   We  found  the  Ursuline
Academy  in  the  Bronx  for  thirty-five  dol-
lars  a  month  apiece.   
    
 
.————————(訳)————————————

 コンサート・ツアーにはまだ小さな娘たちは
連れて行くには忍びないことでした.そこであ
まりお金のかからない手ごろな料金の寄宿学校
を探すことにしました.協力してくれたのはワ
グナー事務所でした.この協力のおかげで私た
ちはウルスラ学院ブロンクス校を見つけました.
全寮制で1人当り月々25ドルです.


5622番:さすらいの青春(592)

2024-11-29 04:18:46 | 語学


さすらいの青春(592)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
   

.——————【592】——————————
  
  Passèrent  aussi  des  livres  tout  neufs,  
dont  j'avais,  avec  convoitise,  lu  les  titres
derrière  la  couverture  des  rares  bouquins 
de  notre  bibliothèque :  La  Teppe  aux  
Merles,  La  Roche  aux  Mouettes,  Mon  
ami  Benoist...   
    
       
————————(訳)————————————

 真新しい本も数冊渡って行きました.そのタ
イトルは、何とわが校の図書室にある希少な本
の裏表紙の紹介欄に書かれているもので、私も
読んでみたいと渇望していたものばかりだった:
「ツグミの生きる荒野」、「カモメの群がる岩」、
「わが友ブノワ」...
  
     
——————— ⦅語句⦆———————————
    
convoitise:(f) 切望、渇望 
lu:(p.passé) < lire (他) 読む   
titre:(m) (本などの)題、表題、題名
derrière:(前、副、m) (の)後ろ(で)  
couverture:(f) ❶毛布、掛け布団、
   ❷(本の)表紙、カバー、覆い
rare:(形) 珍しい、まれな  
bouquin:[ブーカン](m) ❶本、❷古本 
bibliothèque : [ビブリヨテク](f) ❶書棚、本棚;
   ❷図書館、図書室
teppe:(f) 辞書不掲載語なので訳本をみます.
   ◉ パロル舎 :ならず者
      ◉ みすず書房:荒野
   ◉ 講談社  :テップ
   (ツグミにつけた名前としてのテップ)
   ◉ 旺文社文庫:テップ(おなじくツグ
    ミにつけた名前としてのテップ)
   ◉ 角川文庫 :(おなじくツグミにつけ
    た名前としてのテップ)
   ◉ 岩波文庫 :荒野
   おそらく荒野とかならず者とされた先生方は
   実際にこの書物を見つけ出して読まれたので
   しょう.ネット検索したところ1911年パリで
   出版されたS. Blandy著の書物, 入手は困難だ
   がアメリカ・アマゾン社には在庫があり販売
   価格は20 ドル. 
merle:(m) 黒歌鳥 (西洋のツグミ) 
La Teppe aux Merles:ステラ・ブランディ著
   「荒野のツグミ」 
   aux は(~のいる)、直訳は「ツグミの
   生息する荒野」  
roche:(f) 岩、岩石    
mouette:(f) カモメ(カモメ亜科の小型の鳥)
   (大型のカモメは goéland)
       ちなみにユリカモメはmouette rieuse
La Roche aux Mouettes:「かもめの岩」
   直訳はカモメたちを擁する岩
   中古本になるがアマゾンで入手
   可能 (1000 円前後) 
Mon ami Benoist:「わが友ブノワ」
   この本は検索にかかりませんでした.
   近所のパーマ屋さんがかかりました.   
      ちなみにbenoist は辞書不掲載なので
   人名なのであろう.