線維筋痛症 その悪魔の正体

凄まじい全身の痛み。
今年の春に診断されてから回復までの道のり。
自分に起きた痛みの正体は思ってもみないものだった。

線維筋痛症~圧痛点の疑問

2016-12-07 08:55:57 | 線維筋痛症



これは自分に「線維筋痛症」の診断が下りた時から
疑問に思っていた事ですが、
本当に圧痛点を他覚的所見として捉えて良いんだろうか?との思いがあります。

以前も書いていますが、
離脱症状の中でも圧痛点が痛む事はありますし、
実際押さえられたら凄く痛みがありました。

でも・・これ・・
東洋医学だと「経穴」の部位で大部分の人が圧痛、硬結を認める部位である・・と
西田 晧一氏の著書「線維筋痛症は鍼で治る」に書いてあるのです(^-^;。

そして、
「これらの部位は圧痛があるのは何も時別な事ではなく
大部分の正常と思われる人にも圧痛点は現れる」と・・


さらに「東洋医学からみると多彩な線維筋痛症の症状は全て東洋医学的理論で
説明がつき、臨床的には鍼灸治療により、症状は軽減していく」とも・・


西洋医学では治せないって言ってるけど、
東洋医学なら治せる・・
だったら「治る」と言ってる方にかける方が良くない?って思い
それもあって早く薬を止めたいと思っていました。

私も鍼には行ってますが、実際に効果はありましたが、
服用中よりも断薬後の方がはるかに効果があった事など考えると
やはり鍼灸の先生のおっしゃるように
「薬を飲んでいると鍼の効果はでにくい」は正解だと思っています。

ただ、自分の場合は薬による害からの症状なので
鍼に行かなくても断薬だけでも治ったはずです。



じゃあ、治った人たちは他にどんな方法で治したのか?という疑問が出てきますが
私がネットで検索してヒットした「治った方々」は
ほんの数名だけでした。


その方々は

●断薬して歯の治療を行った
●断薬して整体で治った
●断薬して鍼治療で治った

これ、共通点は「断薬」なのです。
上記以外に減薬して改善している方もおられました。


発症時に何も薬を飲まない状態で
「線維筋痛症様症状」が出ていたとしたら
それは間違いなく「薬」のせいではないでしょうが・・
きっかけが別の事(例えば、不眠や鬱症状など)で
何かの薬を飲み始め・・どんどん調子が悪くなった・・というようなケースだと
やはり薬を止める事で
線維筋痛症の症状が良くなる可能性があるのでは?と思えてしまいます。

上記の方々が歯の治療や整体に行かなくても
もしかしたら断薬だけで治っていった可能性もあるのでは?

逆に薬を飲み続けて治られた方を探すことは自分にはできませんでした。

ネガティブな意見の方がネットでも上がりやすいですし、
もしかしたら薬を飲まれていて治られた方々が
実際には大勢いらっしゃるのかもしれません。
でも、もしそうなら「治りにくい病」とは言えないのでは・・

但し、薬についてはあくまで「対症療法」にとどまるはずです。
その対象療法である薬によって副作用や常用量離脱症状が進んでしまった時、
元の病を超える症状が出るというのでは、本末転倒になってしまいます。

そして、自分の体に起きた異変に気が付けない状態をも作り出されている可能性・・
これが本当に恐ろしいところだと思います。
服用中はアルコールを飲んで酔っ払った状態が常に起きるというのですから
まともに判断できるわけがないのです。

元の症状にどんどん追加で症状が現れてくると、
自分ではどこまでが元の症状なのか・・
副作用なのか・・
その辺がわかりくにいです。
(わかりにくくさせる薬を飲んでいるため、ある意味当然の事です)

本当は引き算していかなきゃいけないところを
どんどん足し算していくからややこしくなる・・
そう思えて仕方ありません。


医師達は「薬を処方する」以外にできないのです。
そして、その処方した薬についての知識も乏しく、
減薬や断薬については本当に無知な医師たちも多いのだという現実・・。


薬漬けにされていても何も疑問に思わず、
服用し続ける事の重大さに気が付かないと本当に取返しのつかない事になってしまいます。

そもそも○〇学会というのも
一体何なんでしょう・・
あれらも患者側には関係の無い話で、実際医師たちの論文の発表の場が必要だから?
その方が都合が良いから?
病名についても同様に。


本当におかしな話です。

儲かる所に人が集まるのは仕方のない事なのかもしれませんが
患者側もいいカモにされている事に気が付かないといけません。



少し前に
近藤 誠さんという方の書いた「成人病の真実」という本を読んだのですが・・
オイオイ・・って思う事が書いてありました。
この本癌やポリープなどについても書いてあって面白かったです(^-^)。


血圧の基準値は96年では「160/95」だったのが
2000年に「140/90」に変更されています。
それをやった事でどうなったかと言えば、
当初(96年)は1500万人だった高血圧の患者数が
2000年では3700万人に増えている・・苦笑。

これをしたのが日本高血圧学会・・
引き下げた理由というか、根拠も無いのに無理やり引き下げたのです。
どう思いますか?
当然、患者数が増えれば薬が売れますよね。

国民は税金をがっぽり吸い取られ、
無理やり病名を付けられ薬漬けにされ医療費まで・・


血圧なら数字に出るのでまだ暴きやすいでしょうが
他の疾患なら?
検査に出ないものならどうなるか・・・
そういう事も考えないといけないのかも。





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読んでいただき有難うございました(^-^)。