シューベルトの子守唄

2015-02-11 23:37:02 | コンサート 公演 展覧会 フィギュア
今日は東京文化会館にて松本明氏のピアノリサイタルを聴きに行った。



ゴスペルをやっていた時の友人Mさんの御誘いだ。
ピアニストはMさんのお友達のご主人。
2時開演なのでお昼を一緒にと早めにくりだしたが、祝日の上野駅、上野公園周辺はとても混雑していて、東京文化会館の上にある神田精養軒のレストランも階段まで列ができていた。
仕方なくもう一度上野駅まで戻り、駅ナカで食事をすることにしたが、本当の駅ナカなので入場券140円が要る。何だかなぁ(^^;;
駅ナカレストランも混んでいたけれど、無事美味しい2色カレーランチを食べて会場へ。

本日の演目はシューベルト。

小ホールはギターの妖精アナドヴィッチのリサイタル以来だ。
ギターのとても小さな音も聴こえるホールなので、ピアノは勿論だ。といってもガンガン鳴るわけではなく、丁度よろしいビートが身体を包むように響くのだ。
ランチで膨れたお腹にシューベルトのソナタ。
いつの間に子守唄になったのか、後ろの席からグーと聴こえる。
それを聴いた私もグーとなり、二曲目の「さすらい人幻想曲」の2、3楽章が吹っ飛び、4楽章が終わるところで目が覚めた。
いかんいかん、3曲目は目を開けて聴くぞ!
緩急が目まぐるしく変わるが、頂点がなかなか来ない、ショパンやリストのようなダダダダーン!ガーン!スッカーン!ジャーン!とはならない。
これでもか、これでもか、これでもか……と続く。

シューベルトは好きだ。シューベルトならではの美しいメロディは心がときめく。

が、シューベルトのソナタは私もじっと我慢の練習をした記憶が蘇る。

アンコールのアンプロムプチュはなだれのような速さ。先ほどの我慢を吹き飛ばすようだった。

終演後、ロビーでは、大勢の方が松本明氏にご挨拶する為に並んでいらっしゃった。
私達は美しい御令嬢お二人にご挨拶をして帰途につく。
ピアノの音で血行が良くなったようで、身体がポカポカしていた。
眠れるコンサートは最高!眠っていても自分の身体と心の何処かがちゃんと聴いているはず。

クラシックのコンサートにはスカートをはく事にしていて、久しぶりのパンプスで歩いた脚が少しお疲れ;^_^A

今年は毎月1回はコンサートに行くつもり。
1月はヴァイオリン
2月はピアノ
さて、3月は何かな。



コメント
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