2023.4.26(水)
石州流お抹茶講座
新発田城のお殿様お茶。
石州流でも場所によっては少し所作が違うらしい・・
・膝を握りこぶしが1つ入るくらいあけて(男性は2つ)、手の小指から握って人差し指と親指で輪をつくって腿の上に置く
・脇もこぶし1つ分ほどはいるくらいあける
・手をそのままスライドさせて、畳に手をついておじぎ
楽しいわぁ♪
・お茶室は、左足から入って右足から出る
・筆記用具や貴金属(指輪・ネックレスなど)は持ち込まない(お茶碗に傷をつけないため)
立ち方は腰を少しうかせて、いったんかかとの上におしりをのせて、左足を少し前に出し立ち上がる(静かな部屋に私の膝のコキコキコキコキコキコキと音がひびいた)
座る時も同じようにいったんかかとの上におしりをのせて、右足(左足?)を出して起きる
・戸の開け閉め。
・左開きの戸は、左手で半分ほど動かしてから右手残りを動かして5センチほど残す(閉める時につかむために)
・右開きはその反対
・畳の長い方の歩き方は、左足から5歩半歩いて6歩目で外に出る。
・畳のへりは踏まない
今日はこのままお菓子もお茶も出てこないのだろうかとちょっと心配になった。
後半になって出てきてラッキー♪
男性が「えっ?毎回お菓子とお茶が出るんですか?」なんて、びっくりやらうれしいやらの表情で場も和んだ♪
お菓子とお茶のいただき方
・右手でつかんで左手の上にのせる
・茶碗は回さない(お茶を運んでくる時に、絵柄の方をお客様に向けて渡すから)
・隣の方に手をついておじきをして「お先に」と言っておちゃをいただく
・お点前をしてくれた方に「けっこうです」と言う(けっこうなお点前ですとは言わない)
・季節のお菓子が運ばれてきたら懐紙を出して、懐紙のたばを台にしててのひらにのせてとる
・お正客様がお菓子をいただいたをの見てから、一口で食べられるサイズに楊枝で切ってからいただく
・最後がお茶になるようにお菓子と交互にいただく
・お茶碗に口をつけた部分を、右手で左方向に少し回して親指の腹で押さえる
・入室する時に小さめの扇子を敷居の上におく(いきなり戸を閉められた時に首が閉まらないように。男性は少し大きめの扇子を置く)
武士のお茶だから、攻められることを考えているとか
この講座はとても人気があって、申し込み開始日から4日でいっぱいになったそう。
受付は私が1番目だったようだ。早く電話して良かった。
30分ほどしてからだったろうか、左足先がつってしまって、しばらくがまんしていたが、どうにも痛くて失礼させてもらって足を崩した。
先生が椅子をどうぞと進めてくださったので座った。
終わり近くになって足のつりも治ったので椅子から降りて正座。
あららぁ・・今度は右足先がつってしまった。
なんとも弱い脚・・・
先生がわかりやすく教えてくださり、楽しい講座だった。
楽しいと思うと頭に入ってくるのねぇ。
たとえすぐに忘れたとしても・・
47年前のたったの1年ほど茶道部員だったのが・・・
ほとんど忘れていた。
こうして教えていただいたことを、覚えているうちに書いておかないと・・・
懐紙の折り方とくろもじの楊枝。コロナのために和菓子はパッケージ入り