はるばるブログ@信州四賀の里山暮らし

日々季節を送る農の暮らしは、まるで旅人です。田んぼに畑に、土手に畦、山川草木に虫の気配、花鳥風月、私の視線。

米袋ステージ

2006-10-16 06:11:12 | 農と生きもの達


脱穀をしていて、いっぱいになった米袋(コンバイン袋と呼ぶ)は、
作業が終わるまで田に置いておいて、作業をどんどん進める。

だから、ハザ木に沿って、機械の通過した傍らに、ぽんぽん、ポン、と
米袋がならぶ。

午後の日差しを浴びて、ほんわか光っているようなそれに、赤とんぼが
羽を休めている。というより、体を温めているのかもしれない。

この時期田んぼで見られるトンボは、アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボくらいで
いずれも赤とんぼの仲間。
動きもゆっくり。

秋深まる中、日差しの中で活動する虫たちは、もうすばやく逃げたりせず、
悟りの開いき命を全うする姿のようで、少し神々しい。

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