脱穀をしていて、いっぱいになった米袋(コンバイン袋と呼ぶ)は、
作業が終わるまで田に置いておいて、作業をどんどん進める。
だから、ハザ木に沿って、機械の通過した傍らに、ぽんぽん、ポン、と
米袋がならぶ。
午後の日差しを浴びて、ほんわか光っているようなそれに、赤とんぼが
羽を休めている。というより、体を温めているのかもしれない。
この時期田んぼで見られるトンボは、アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボくらいで
いずれも赤とんぼの仲間。
動きもゆっくり。
秋深まる中、日差しの中で活動する虫たちは、もうすばやく逃げたりせず、
悟りの開いき命を全うする姿のようで、少し神々しい。
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