競馬万事塞翁が馬

中央競馬重賞予想&回顧とPOG馬の応援ブログ

合格のための四か条

2012-04-30 12:18:50 | 社会保険労務士試験
一昨日、ユーキャンの社労士講座でサポートに入りました。
厚生年金保険法の講義でした。半年振りでも結構覚えていました。

今日は「合格のための四か条」を書いてみます。
勉強スタイルが定まっていない方は参考にしてください。

【1】試験日まで必ず毎日問題を解く。
逆に言えば、不合格になる人は言い訳をして毎日問題を解いていない。
忙しい、疲れたは言い訳になりません。合格する人はそれでも毎日問題を解いています。
体調不良、冠婚葬祭以外で問題を解かない日を作ったら不合格と思ってください。
ちなみに見るだけ聞くだけでは勉強した内には入りません。問題を解いてナンボです

【2】過去問を過去10年分3回回して、4回目以降は間違えた問題だけやる。
過去問は回数ではないですが、少なくとも過去10年分を3回は解いてください。
それ以上は繰り返してもあまり効果はありません(問題を覚えてしまうため)。
3回やっても間違う問題は弱点である可能性が高いので、分かるまで繰り返して解きます
3回やって3回とも正解した問題は見なくていいです。出来ない問題「だけ」を繰り返してください

【3】模試を会場受験し(最低3回)、間違えた問題を分かるまで反復学習する。
択一式3時間半、選択式1時間20分をリアルに体感するためにも会場受験は必須です。
模試は本番のつもりで本気で受けてください
本番前に本気を出す練習をしておくと、本番で実力を出し切れます。
「模試だから失敗してもいいや」なんて甘く見る人は十中八九落ちます。
勿論、受けっぱなしは論外。間違えた問題は分かるまで繰り返して復習してください

【4】余程のことが無い限り、新たな教材は買わない。直前講座を取り過ぎない。
教材を増やすと記憶が定着し辛くなります
本試験で判断に迷った時に思い出すのは最初に買って何度も見た教材の記述です。
新しい教材を買いたくなったら、手持ちの教材の汚れを見てください。
手垢が付くまでページをめくっていますか?書き込みだらけですか?
直前講座は法改正と白書対策以外は不要です。年金特訓や横断等は自分で出来ます。
受験指導団体に「お布施」する位なら合格祝いの為に取っておきましょう

第145回天皇賞・春

2012-04-29 16:49:33 | 競馬回顧
今の京都が高速&前残り馬場というのはリサーチ不足だった。
オルフェーヴルは折り合い重視で下げ過ぎたから負けただけのこと。

ビートブラック、ナムラクレセント、ゴールデンハインドが前に出る。
トーセンジョーダンはギュスターヴクライと並んで7、8番手、
ウインバリアシオンは中団の外につける。
ジャガーメイルヒルノダムールは後方からの競馬。
オルフェーヴルは下げて後方3番手を追走。ローズキングダムは最後方待機。

ゴールデンハインドがハナ、以下ビートブラック、ナムラクレセントと続く。
前が飛ばしていき、隊列は次第に縦長。前2頭とナムラクレセントの間が
10馬身程開き、そこから更に10馬身程離れて後方は一団。

3コーナー手前でビートブラックがゴールデンハインドに並びかける。
後続馬群も追い上げにかかるが、前の2頭とはかなりの差がある。
ビートブラックが先頭に替わって直線に向く。

ビートブラックがゴールデンハインドを突き放して完全に抜け出す。
後続はまだ後方。トーセンジョーダンジャガーメイルウインバリアシオンらが
懸命に追い上げるも前とは差があり過ぎて届かない。
ビートブラックが4馬身のリードを保ったまま楽勝。

競馬というのは馬の強さだけで推し測ってはいけない。
騎手や調教はともかく、馬場状態や展開も含めて競馬なのである。
「競馬万事塞翁が馬」ではお馴染みの、例の『教訓』をもう一度貼る。

【1】有力馬が牽制しあう
有力馬に差し・追い込みが多い場合や、距離に不安がある場合、有力馬は自滅しあう。
または飛びぬけた馬がいると有力馬は動くに動けない。

【2】逃げ馬が無視される
馬だけではなく、騎手も無視される存在がベスト。逃げ馬が楽をしている場合、
他の騎手はそのことを十二分に承知しているが、恐さを感じなければ無視をする。

【3】馬場が良いか、悪い
高速馬場のように前が止まらない場合や馬場が悪くて追い込みが効かない時は
逃げが決まりやすい。高速馬場よりも悪い馬場の方が逃げ馬はより楽。

【4】距離が長い
距離が長いほど少ない労力で他の馬との差を広げることができる
。先行有利は
どの距離でも言えるが、短距離と長距離ではハナに立つまでの労力は桁違いである。

【5】多頭数
頭数が増えれば増えるほど、逃げ馬以外には不利が生まれるし、逃げ馬への注意も
怠るようになる


長距離の多頭数、高速馬場で前に行けるメリットを十分理解していたなら、
ゴールデンハインドなり、ナムラクレセントなり、ビートブラックを買えたかもしれない。
これは結果論ではない。京都外回りでは何度も見た光景なのだから。

例の如く、個別の振り返りは全く意味が無いので省略。
池江さん、こんな前残りのクソレースで負けたから凱旋門賞白紙とかはやめてね。

第145回天皇賞・春

2012-04-29 12:08:22 | 競馬予想
過去10年のデータを参照。

1番人気に推された馬は【1・0・3・6】(10.0%)とかなり苦戦しており、
'06年ディープインパクトが勝利した以外は連対すらおぼつかない。
2番人気【3・2・0・5】(50.0%)、3番人気【1・2・0・7】(30.0%)もそこそこ止まり。
一方で二桁人気馬が3勝2着2回と暗躍しており、大荒れも辞さない一戦。

主要ローテは以下の通り(順にレース名、過去10年、直近5年)。
産経大阪杯 【3・2・2・18】(20.0%)、【2・2・2・5】(36.4%)
日経賞 【2・5・1・32】(17.5%)、【1・3・0・20】(16.7%)
阪神大賞典 【2・2・5・45】(7.4%)、【1・0・2・24】(3.7%)
大阪-ハンブルグC 【1・1・1・18】(9.5%)、【0・0・1・10】(0.0%)
近年は産経大阪杯組が好調で、阪神大賞典組が不振。

確固たる逃げ馬不在。ゴールデンハインドやケイアイドウソジンが行くにしても
スローは免れない情勢。前走に引き続き大外枠を引いたオルフェーヴルは菊花賞の
ように早仕掛けに出るはずで、前の組は厳しいのではないか。
漁夫の利に与れる後方一気の差し馬に向く流れ。

オルフェーヴルが阪神大賞典で面白い競馬をしてくれたお蔭で、馬券的に面白くなった。
穴党はおそらくオルフェーヴル外し、若しくは2~3着付けを買い込むはず。
だからこそ堂々とオルフェーヴル1着付けを買うべき。裏の裏を掻かなきゃダメ。
要するに真っ直ぐ走れば勝ち、逸走したら負け。
三冠+有馬記念の四冠馬なのに、こんなことを議論しなければならないとは…。

後方一気脚質だからこそ強い馬がいると末脚が映えるウインバリアシオン
マイネルキッツ('07年1着、'08年2着)、メイショウサムソン('09年1着、'10年2着)と
このところ前年の勝ち馬が翌年も来ているということでヒルノダムール
良馬場なら上がり3ハロン33秒台の脚が使える一昨年の覇者ジャガーメイル
3,000M以上のレース未経験も一連の重賞で上位のトーセンジョーダン
良馬場の京都外回りなら決め手上位のローズキングダムが2~3着候補。

人気どころではギュスターヴクライを切った。
理由は阪神大賞典で内ピタ先行でこの上なく上手くレースを進めながら大外逸走から
盛り返してきたオルフェーヴルに半馬身差まで詰め寄られた点と前走から3kg増となる点。
絶好調のエビショー鞍上というのはプラス材料だが…。

◎オルフェーヴル
○ウインバリアシオン
▲ヒルノダムール
△ジャガーメイル、トーセンジョーダン、ローズキングダム
3連単◎1着付け流し(20点)

第19回テレビ東京杯青葉賞

2012-04-28 23:20:12 | 競馬回顧
山吹賞の2番人気馬と3番人気馬が空気扱い。
ステラウインドはともかく、エタンダールがこんなに人気が無いとは思わなかった。

クランモンタナとビービージャパンが馬体を併せて先行争い。
タムロトップステイとダノンゴールド、ジャングルクルーズも前に行く。
エタンダールはその後6番手、フェノーメノは馬群中団で待機。
ステラウインドカポーティースターと並んで馬群後方、サトノギャラントは最後方待機。

クランモンタナが先頭、半馬身差でビービージャパン。
3コーナーを通過した辺りから後続が差を詰め始め、フェノーメノも外に持ち出して進出。
4コーナーを回って馬群が固まった状態で直線に向く。

クランモンタナにビービージャパン、タムロトップステイが並びかける。
その外からエタンダールフェノーメノが競り合いながら進出、馬群から抜け出す。
フェノーメノが内で食い下がるエタンダールを突き放し、リードを広げながらゴール。

フェノーメノは馬群に入れて折り合い、3コーナーで外に持ち出しながら進出。
直線はガラ空きの外から末脚炸裂。途中でエタンダールに一騎打ちを挑まれたが
これを難なく退けた。強敵不在とはいえ、この勝ち方なら本番も期待して良さそう。

エタンダールはフェノーメノより前に付け、フェノーメノより内を回っての進出。
しかし直線でフェノーメノにあっさりと差を詰められ、競り合いに持ち込むもラストは
突き放された。地力の差は歴然。

ステラウインドは4コーナーで内に入れての追い上げ。
直線に向いた当初は頭が高く、エタンダールの内でモタつくようなところがあった。
スッと反応出来れば上位2頭にもっと迫れただろうが、今回のところは力負け。

サトノギャラントはノリの十八番(?)、「ポツン最後方」が炸裂。
4コーナーで追っ付けてもまだ最後方、内を立ち回りながらも結局最後は大外に
持ち出すも遠く及ばず。この人は人気だとたまにこれをやらかすから困る。

第19回テレビ東京杯青葉賞

2012-04-27 23:46:44 | 競馬予想
過去10年のデータを参照。

1番人気に推された馬は【6・0・2・2】(60.0%)と人気に応えている。
勝ち馬は昨年のウインバリアシオン(6人気)を除けば3番人気以内から、
3着以内馬も'07年トーセンマーチ(15人気)を除けば8番人気以内から出ている。
3番人気以内の馬を軸にして、8番人気までに流せばほぼ当たる。

重賞経由組は延べ44頭が出走して【6・5・5・28】(25.0%)、'10年を除く9年で
1頭以上が連対している。「前走重賞で9番人気以内かつ9着以内」を満たす馬は
延べ26頭が出走して【6・5・4・11】(42.3%)と更に期待度が増す。
アドマイヤブルー、サトノギャラント、フェノーメノの3頭に注目。

新馬戦から直行した馬はおらず、未勝利戦から直行した馬も延べ12頭が出走して
【0・1・0・11】(8.3%)、前述のトーセンマーチが2着したのみで期待出来ない。
500万下を経由した馬は延べ89頭が出走して【2・3・5・67】(5.6%)、このうち
「前走3人気以内、かつ芝2,000M以上で勝利」を満たす馬は延べ32頭が出走して
【2・3・4・23】(15.6%)。カポティースターとエタンダールが該当する。

オープン特別を経由した馬は延べ27頭が出走して【2・1・0・23】(11.1%)、このうち
「芝2,000M以上で3着以内」を満たす馬は延べ4頭が出走して【2・1・0・1】(75.0%)。
クランモンタナ、ミルドリームに注目。

ビービージャパンが逃げ、アドマイヤブルー、タムロトップステイらが続く。
互いに牽制することもなく、平均よりやや遅い位の流れを想定。
直線一気よりも好位押し切り~中団差しが有効。

フェノーメノの前走はスローペースで後ろから行った上に4コーナーで前を詰まらせ、
直線大外に持ち出して届かずという岩田騎手のミス騎乗。
東京2戦2勝のステイゴールド産駒。広いコースで勝ちに行く競馬を見たい。

カポーティースターは前走直線だけの競馬で5馬身差の楽勝。
ここ2走が超スローペースで何とも言えないところはあるが、いずれも上がり最速。
12kg減らした後、連闘かつ長距離輸送というのがどうかだけ。

ジャングルクルーズは良馬場に限れば上がり3ハロン33~34秒台の脚を連発。
今回はこのレース【1・2・1・2】、昨年もギュスターヴクライで4着と相性が良い
内田騎手へスイッチ。内で距離を稼ぎつつの一発に注意。

ミルドリームは前走前残りの展開の一角に食い込む3着。
息の長い末脚は東京向き。この距離の勝ち鞍もあり、スタミナの裏付けも十分。
どちらかと言えば前々での競馬に期待。

クランモンタナはブリンカーを付けて未勝利脱出、続くすみれSでも2着。
速い脚はないが、前に付けて崩れない。今回内枠先行で注意したい一頭。
前走後、短期放牧に出してここ目標というのも好感。

サトノギャラントは皐月賞ですみれS勝ちのベールドインパクトにクビ差先着。
ここに入ると実力上位だが、一杯に仕上げたはずのGIから中1週である点、
他馬と比べて距離実績に乏しい点、差し一辺倒という点が割引材料。

◎フェノーメノ
○カポーティースター
▲ジャングルクルーズ
△ミルドリーム、クランモンタナ、サトノギャラント