競馬万事塞翁が馬

中央競馬重賞予想&回顧とPOG馬の応援ブログ

第32回ジャパンカップ

2012-11-25 17:47:17 | 競馬回顧
ジェンティルドンナに負けるとは…。オルフェーヴルはフェミニストか?
それにしても岩田の追い方は酷過ぎ。
腕は立つのかもしれないが、フォームはシロート以下。

ビートブラックがハナ。トーセンジョーダンとジェンティルドンナも前に行く。
フェノーメノ、ソレミアもこれらに続いて前へ。
エイシンフラッシュは中団の外、ルーラーシップは後方の内を進む。
オルフェーヴルは後方の外で折り合いながら追走。
ダークシャドウはこの直後につける。

3コーナーを過ぎたところでビートブラックが後続を離していく。
リードは7~8馬身。2番手トーセンジョーダンの外にオルフェーヴル
早くも押し上げていき、直後の集団を引き連れながら直線に向く。

オルフェーヴル、トーセンジョーダン、ジェンティルドンナの叩き合いから
オルフェーヴルとジェンティルドンナが抜け出す。
前を行くビートブラックを交わし、この2頭が体を接してデッドヒート。
長く続いた競り合いの末、ジェンティルドンナがオルフェーヴルを僅かに
抑えてゴール。

ジェンティルドンナはスタートから馬なりのまま前に出してきた。
4コーナーで他馬が動いていく中にあっても最内で馬なりを継続。
直線でビートブラックを交わす際にオルフェーヴルにぶつかってしまい、
その後も岩田騎手のフニャフニャした追い方でふらつきながら走っていた。
レース後審議になり、確定まで20分も要した。何となく後味の悪い結果。
なお岩田騎手には2日間の騎乗停止処分が下り、ジャパンカップダートの
ローマンレジェンドに騎乗出来なくなった。

オルフェーヴルはスタート後に馬群に寄せて折り合いに専念。
位置取りは後ろになってしまったものの、手応えは十分。
3~4コーナーの中間点で進出開始、4コーナーでは早くも3番手。
それでいて持ったまま。この時点では勝ったと思った。
勝たれた相手は内ピタ先行&53kg。一応言い訳は付くが…。

ルーラーシップはゲートの中で落ち着かず、結局今回もサクッと出遅れ。
4コーナーでは出すところが無く、直線に向いてからいつものように大外に
振って追い上げ、上がり最速の脚を使うも結局届かず3着。
ここまで予定調和だと笑えてくる。この馬をアタマで買うのは勇者。

ダークシャドウは後方から外を回す形になったものの、ギリギリまで
追い出しを待ったことで最後まで脚が伸ばせていた。
ただ今回も外からルーラーシップに交わされて4着。
レース内容としては今回のほうが良かった。

フェノーメノは何故か積極的に前に出さず、道中はソレミアの後ろで5番手。
4コーナーは周りを囲まれた状態で手が動き始め、直線では何故か外へ。
エイシンフラッシュと並んで競り合っているところを外からダークシャドウ、
ルーラーシップに交わされ終了。何がしたかったのか分からない。

エイシンフラッシュは普通に外を回し、いいところなく9着と凡退。
追い出されてから頭が高くなってフラフラしていた。
得意なはずの上がり勝負でコレでは前走はフロックと言われても仕方ない。

ソレミアは積極的に前に出していって勝負に出たものの、直線ではサッパリ。
もがけばもがくほど、鞭を入れれば入れるほど後ろに下がっていった。
こうなるのは分かり切っていたが、せめて意地は見せろよ…。
返す返すもオルフェーヴルがこんな雑魚に負けてしまったのが惜しまれる。

第32回ジャパンカップ

2012-11-25 13:33:50 | 競馬予想
過去10年のデータを参照。'02年は中山で施行。

1番人気に推された馬は【3・2・4・1】(50.0%)、圏外に消えたのは
昨年6着デインドリームのみ。つまり、日本馬は複勝率100%。
('10年2着ブエナビスタは1位入線後降着)
2番人気【1・3・1・5】(40.0%)、3番人気【1・0・1・8】(10.0%)。

前走レース別では天皇賞秋【4・6・6・39】(18.2%)が中心。
その勝ち馬は延べ8頭が出走して【1・2・4・1】(37.5%)、
'05年7着ヘヴンリーロマンスを除く7頭が3着以内を確保している。
その一方で2着馬は延べ6頭が出走して【0・0・1・5】(0.0%)、
一昨年は3歳馬ペルーサが3番人気に推されて5着に敗れている。
なお、二桁着順に敗れていた馬は延べ15頭が出走して全滅。

凱旋門賞からの直行馬は延べ13頭が出走して【2・0・1・10】(15.4%)。
'02年ファルブラヴ(同年は中山開催)と'06年ディープインパクトが勝ち、
'10年ヴィクトワールピサが3着に入っている。
なお、昨年はデインドリームが1番人気に推されながら6着に敗退した。

外国馬は'06年3着ウィジャボード以降は馬券に絡んでいない。
近年の来日外国馬のレベル低下は著しく、検討するにも値しない。
一応触れておくとこんな感じ。

スリプトラ(牡6・英)
GI勝ちは無いが重賞は4勝。前々走でヨークS(GII)を勝っている。
昨年のエクリプスSではスノーフェアリー(4着)に先着(3着)。
GIのキャリアだけは豊富だが、殆ど参加しているだけな感じ。
父は短距離GI3勝、カルティエ賞最優秀スプリンターにも選出された
オアシスドリーム。2,400Mは2戦して2着2回だが要らん。

マウントアトス(セ5・英)
GIIIを1勝、GIは前走・メルボルンC(5着)が初出走。
モンジュー産駒、長距離ばかり走っていて高速決着にも不安。要らん。

レッドカドー(セ6・英)
重賞のキャリアは豊富だが、勝ったのはGIIのヨークシャーC他1勝。
昨年の香港Cでトレイルブレイザー(6着)に先着している(3着同着)。
父は英国で短距離GIを2勝したカドージェネルー。
スノーフェアリーでエリザベス女王杯連覇のダンロップ厩舎。
ちょっと怪しいが要らん。

ジャッカルベリー(牡6・英)
一昨年のミラノ大賞典(GI)勝ち馬。時計は2,400Mで2分29秒6。
その後は重賞を1勝したのみ。今年はドバイシーマクラシック3着、
前走・メルボルンC3着とそこそこには来ているが善戦止まり。
父は日本ではサドンストームでお馴染みのストーミングホーム。
馬場の堅いイタリアが主戦場だった馬だが、時計が遅いので要らん。

ソレミア(牝4・仏)
凱旋門賞で内にモタれたオルフェーヴルを差し切ったお馬さん。
重賞勝ちはこれとGIIのコリーダ賞の2勝。
父はサンクルー大賞(GI)勝ち、サドラーズウェルズ系のポリグロート。
単なる重馬場専用機。フランスから出たことが無いというのも痛い。
凱旋門賞馬でも昨年のデインドリームですら飛んだんだし、要らん。

コイツらを買う金があったら日本馬を厚く買いたいので全てスルー。

逃げ馬不在。最内を活かしてビートブラックが行くか。
全体的に後ろから行く馬が多く、縦長の展開を想定。
スロー濃厚で、単純に上がりの速さを問うレースになりそう。

オルフェーヴルにとって、逃げ馬不在の大外枠というのは阪神大賞典の
悪夢が思い出されるところ。しかも今回はスタンド前の発走で、いきなり
掛かってしまうリスクがある。序盤でいかに周りに馬を置けるかが焦点。
神戸新聞杯や有馬記念を見る限り、速い上がり勝負は大歓迎。

フェノーメノは逃げ馬不在、後ろから行く馬が多いメンバー構成の今回は
内枠先行のメリットが絶大。前走2着で古馬とも互角に渡り合えているし、
距離延長でも青葉賞楽勝、ダービーハナ差2着の舞台でむしろプラス。
上がりだけの競馬になると少々不安だが、位置取りの利で引き続き期待。

エイシンフラッシュは上がりだけの競馬だったダービーの勝ち馬。
そのダービーも前走と同じく内から抜け出しての勝利だった。
昨年オルフェーヴルの2着だった有馬記念も内から抜けてきた。
逆に言えば外を回すようなら圏外。

ルーラーシップは度々出遅れるなど、瞬発力はあるが不器用。
昨年の有馬記念も外枠が災いして上がり最速ながら4着止まりだった。
今回も外枠を引いてしまい、外を回して届かずといったことになりそう。
前走が休み明けで18kg増、使われての上積みに期待といったところか。

ジェンティルドンナは三冠達成といえど、2着が全て同じ馬(ヴィルシーナ)。
そのヴィルシーナはエリザベス女王杯で伏兵に足元を掬われており、
秋華賞でヴィルシーナにハナ差だった同馬も過信禁物。
但し上がりだけの競馬なら斤量の差で互角の勝負が可能。

ダークシャドウは昨年の毎日王冠で上がり3ハロン32秒7をマーク。
中団以降が実質スローだった前走で伸び悩んだのは不満が残るものの、
この中間はコースでハードに追われているし、太め解消で一変も。
折り合いに不安がある馬ではないし、緩い流れなら距離も大丈夫。

◎オルフェーヴル
○フェノーメノ
▲エイシンフラッシュ
△ルーラーシップ、ジェンティルドンナ、ダークシャドウ
3連単◎1着固定流し(20点)、3連複◎1頭軸流し(10点)

第29回マイルチャンピオンシップ

2012-11-18 17:23:22 | 競馬回顧
競馬七不思議(?)の一つ「武豊はマイルCSを勝てない」が遂に解消。
あとは朝日杯フューチュリティSを勝てば全平地GI完全制覇。

シルポートがスタートを決めてハナへ。
ガルボ、コスモセンサーエイシンアポロン辺りが2番手に入る。
サダムパテックは先行集団を前に見る形で内の7番手。
グランプリボスドナウブルーはこの外を進む。
ダノンシャーク、ファイナルフォームは中団馬群で待機。
レオアクティブは後方から3番手。

シルポート先頭、エイシンアポロンがこれに並びかけながら直線に向く。
シルポートが再加速し、エイシンアポロン、コスモセンサーは後退。
内の馬群を割ってサダムパテック、大外からドナウブルーが急追。
シルポートが粘るところへサダムパテックが追い付いて交わす。
大外からグランプリボスが強襲するも、サダムパテックが押し切る。

サダムパテックは早々と先行集団の直後を確保して折り合いに専念。
内枠を活かして経済コースを進み、直線はやや強引に馬群を割って
抜け出してきた。荒れた馬場は特に問題無かった。
今回は早めの競馬が出来たこと、そして内を通れたことが大きかった。

グランプリボスは序盤からハミを取って行きたがっていた。
道中は前に馬を置いて折り合わせ、内のサダムパテックをマークする形。
直線は内から流れてきた馬群を捌けず、そのまま外へ振っての追い上げ。
サダムパテックとは通ったコースの差が出た。

ドナウブルーはサダムパテック、グランプリボスと同じく中団付近を追走。
惜しげもなく大外を回し、馬場の良いところを通っての差し切りを図ってきた。
ラストでグランプリボスに差されたものの、GIでここまで走れば十分。

シルポートは後続を引き付けながらの逃げ。
読売マイラーズCと似たような展開で、直線も見せ場を作った。
馬場の回復が遅れていれば周りが気にした分もっと際どかったかもしれない。

ダノンシャークは後方馬群の中という面倒臭い位置取り。
直線では内から流れてきた馬群に押されるロス。その後の追い上げは迫力を
欠いた。もう少し積極的なレースをしてもらいたかった。

ストロングリターンは出たなりの位置で馬群後方。
4コーナーで追い出しても前に行けず、馬群の後ろでモタモタしていた。
ラストでようやく詰めてきたが後の祭り。叩き2戦目でこれでは正直物足りない。

コスモセンサーガルボエイシンアポロンといった2番手集団は撃沈。
シルポートを単騎で行かせて、何のプレッシャーもかけられなかったのは不満。
エイシンアポロンは自分から競馬を止めている感じ。
ガルボは内からの波状アタックの影響をモロに受けていた。

レオアクティブは最初から決め打ちを決め込んだ乗られ方。
しかしシルポートの逃げは緩く、直線に向いたところで後ろから2頭目。
大外で適当に追われた後、ラストは流して15着。消耗度は少なそうだが…。

第29回マイルチャンピオンシップ

2012-11-18 12:35:15 | 競馬予想
過去10年のデータを参照。

1番人気に推された馬は【4・2・0・4】(60.0%)とまずまず。
上位5人気までで8勝2着8回と、一見して堅いように思えるが、
二桁人気の伏兵が4年連続で3着以内に絡むなどして荒れている。

二桁人気で3着以内に入った7頭の共通点は以下の通り。
(1)同年に重賞勝ちあり(7頭中6頭該当)
(2)スワンSか富士Sを経由(=中2~3週、7頭中6頭該当)
(3)前走4角8番手以内(=中団より前、7頭中6頭該当)
この3つを全て満たす穴馬はガルボのみ。
コスモセンサー(重賞未勝利も安田記念で先行してガルボに先着)が次点。

シルポートがいつものようにハイペースの逃げを展開。
2番手以降はこれに付いて行かず、実質的には平均ペース。
先週同様に上がりを要すパワー型の決着を想定。
近年の穴パターンになっている内ラチ先行の居残りに注意。

ダノンシャークはここ最近中団からの競馬が出来るようになってきた。
前走は適度に揉まれながらもラストまでしっかり伸びてコンマ2秒差。
高速決着が微妙なだけに湿った馬場はむしろ歓迎。

レオアクティブの前走は勝負どころで大外に持ち出し、直線半ばで追うのを
止めるという典型的なヤラズ。レースの上がりも33秒8と速く、直線勝負の
同馬には向かない流れだった。前で引っ張る馬がいる今回こそ要注意。

コスモセンサーは2~3番手から直線で粘りをみせるタイプ。
前走は急遽の乗り替わりで先頭に立たされ、いいところなく沈没。
レコード決着の安田記念で先行して3着の底力を再度期待。

ストロングリターンはシルポートが引っ張った安田記念で2年連続連対。
叩き良化型で、湿った馬場もこなす。マイナス要素は枠順的に若干外を
通らされそうな点と、関西圏での出走経験に乏しい点ぐらい。

サダムパテックはハイペース&ハイレベルの天皇賞秋でコンマ6秒差。
今回は叩き2戦目、斤量1kg減、距離短縮と好材料が目白押し。
中団より前で競馬が進められるのも良い。荒れた馬場をこなせるかどうか。

グランプリボスはスワンSで高速前残り決着を外から鮮やかに差し切り。
但し湿った馬場では昨年のこのレースで13着、今年の読売マイラーズSでも
13着と惨敗しているだけに、今回は馬場が心配。

エイシンアポロンは今回を含めて調教ではしっかり動けているのに、
レースに行くと惨敗の繰り返し。今回はチークピーシズを使用するとのこと。
湿った馬場は大得意だし、斤量も1kg減。前々で運べれば突如の復活も。

◎ダノンシャーク
○レオアクティブ
▲コスモセンサー
△ストロングリターン、サダムパテック、グランプリボス、エイシンアポロン
3連複7頭ボックス(35点)

完敗、そして再始動

2012-11-11 22:18:55 | 行政書士試験
行政書士試験の自己採点結果(ユーキャン速報による)。

【択一式・法令 18/40】 72点/160点
基礎法学 1/2
憲法 4/5
行政法 8/19
民法 4/9
商法・会社法 1/5

【多肢選択式 9/12】 18点/24点
憲法 6/8
行政法 3/4

【択一式・一般知識 8/14】 32点/56点
政治・経済・社会 4/7
個人情報・情報通信 1/4
文章理解 3/3

【記述式】 12点/60点
3問ともよく分からず、見当違いのことを書いていた。
部分点を貰えてもそれぞれ4点づつぐらい?

合計 122~134点/300点

100%ダメなのが分かっていて受験に行くのは今回が初めて。
戦意喪失ということでもないが、試験前日の勉強時間はゼロ。
試験当日も気持ちが乗らず、会場入りしたのは集合時刻を10分過ぎた
12時40分頃。殆どの受験生は着席して注意事項を聞いていた。

問題を解いていて、何となくだが基礎的なことを聞いてきている問題が
多いように感じた。そんな問題ですら確信を持って解くことが出来ず、
行政法と民法はそれぞれ半分も取れなかった。
記述式も各受験団体の解答例を見ても「?」状態。

基礎がボロボロで、何が分かっていないかが分かっていない状態。
何よりも試験に対する熱意、合格したいという気持ちが全く足りなかった。

明日から2013年度の行政書士試験に向けて勉強を始めていきたい。

【11月9日の勉強】
出る順行政書士ウォーク問法令編・行政法(行政手続法) 0.25時間

【11月10日の勉強】
無し
※累計:314時間

1月30日からの累計勉強時間は314時間だった。
これで受かろうというのがそもそも無理筋。