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第19回テレビ東京杯青葉賞

2012-04-27 23:46:44 | 競馬予想
過去10年のデータを参照。

1番人気に推された馬は【6・0・2・2】(60.0%)と人気に応えている。
勝ち馬は昨年のウインバリアシオン(6人気)を除けば3番人気以内から、
3着以内馬も'07年トーセンマーチ(15人気)を除けば8番人気以内から出ている。
3番人気以内の馬を軸にして、8番人気までに流せばほぼ当たる。

重賞経由組は延べ44頭が出走して【6・5・5・28】(25.0%)、'10年を除く9年で
1頭以上が連対している。「前走重賞で9番人気以内かつ9着以内」を満たす馬は
延べ26頭が出走して【6・5・4・11】(42.3%)と更に期待度が増す。
アドマイヤブルー、サトノギャラント、フェノーメノの3頭に注目。

新馬戦から直行した馬はおらず、未勝利戦から直行した馬も延べ12頭が出走して
【0・1・0・11】(8.3%)、前述のトーセンマーチが2着したのみで期待出来ない。
500万下を経由した馬は延べ89頭が出走して【2・3・5・67】(5.6%)、このうち
「前走3人気以内、かつ芝2,000M以上で勝利」を満たす馬は延べ32頭が出走して
【2・3・4・23】(15.6%)。カポティースターとエタンダールが該当する。

オープン特別を経由した馬は延べ27頭が出走して【2・1・0・23】(11.1%)、このうち
「芝2,000M以上で3着以内」を満たす馬は延べ4頭が出走して【2・1・0・1】(75.0%)。
クランモンタナ、ミルドリームに注目。

ビービージャパンが逃げ、アドマイヤブルー、タムロトップステイらが続く。
互いに牽制することもなく、平均よりやや遅い位の流れを想定。
直線一気よりも好位押し切り~中団差しが有効。

フェノーメノの前走はスローペースで後ろから行った上に4コーナーで前を詰まらせ、
直線大外に持ち出して届かずという岩田騎手のミス騎乗。
東京2戦2勝のステイゴールド産駒。広いコースで勝ちに行く競馬を見たい。

カポーティースターは前走直線だけの競馬で5馬身差の楽勝。
ここ2走が超スローペースで何とも言えないところはあるが、いずれも上がり最速。
12kg減らした後、連闘かつ長距離輸送というのがどうかだけ。

ジャングルクルーズは良馬場に限れば上がり3ハロン33~34秒台の脚を連発。
今回はこのレース【1・2・1・2】、昨年もギュスターヴクライで4着と相性が良い
内田騎手へスイッチ。内で距離を稼ぎつつの一発に注意。

ミルドリームは前走前残りの展開の一角に食い込む3着。
息の長い末脚は東京向き。この距離の勝ち鞍もあり、スタミナの裏付けも十分。
どちらかと言えば前々での競馬に期待。

クランモンタナはブリンカーを付けて未勝利脱出、続くすみれSでも2着。
速い脚はないが、前に付けて崩れない。今回内枠先行で注意したい一頭。
前走後、短期放牧に出してここ目標というのも好感。

サトノギャラントは皐月賞ですみれS勝ちのベールドインパクトにクビ差先着。
ここに入ると実力上位だが、一杯に仕上げたはずのGIから中1週である点、
他馬と比べて距離実績に乏しい点、差し一辺倒という点が割引材料。

◎フェノーメノ
○カポーティースター
▲ジャングルクルーズ
△ミルドリーム、クランモンタナ、サトノギャラント