競馬万事塞翁が馬

中央競馬重賞予想&回顧とPOG馬の応援ブログ

第45回京都牝馬S

2010-01-31 23:53:06 | 競馬回顧
◎-▲-○で馬連、3連複的中。大~外からヒカルアマランサス!こりゃスゲー。

雨に煙るスタート地点から芦毛の2頭、ブラボーデイジーベストロケーションの好スタートが見えた。ベストロケーションが押し出されて前へ、というところへザレマが出てきた。ブラボーデイジーは3番手、ショウナンラノビアも抑えて馬群の中。うーん。結局ザレマ先頭でスロー確定。後続は折り合い専念で一団。チェレブリタレジネッタは後方の外。最後方は…ヒカルアマランサス?このペースでシンガリってマジでやってんの?勘弁してよデムーロ…。

ザレマとベストロケーションは前で楽な競馬。一方でヒカルアマランサスは最後方。見た感じでは前が残りそう。ということはヒカルアマランサスは届かないのか?馬群は4コーナーで更に密集、後ろにつけた馬は自動的に外へ。ヒカルアマランサスは最後方から大外を通っての追い上げ。これはアカンやろ。終わった。

前で楽をしていたザレマとベストロケーションが馬体を併せての追い比べ。その後からも追い上げてきているのだが、脚色が変わらない。内からワンカラットがやってきて…。って、キタキタキタ~!

大~外からヒカルアマランサス!

あの位置から大外一気で前残りを一刀両断。ヒカルアマランサスの勝ち方は豪快そのものだったが、時計を要する馬場、スローで一団、揉まれない大外を通っての進出と個々の条件が嵌ったのもあったかもしれない。ペースが速くなったり、内で揉まれたりしても勝ち負け出来るか、次走以降が正念場。

ベストロケーションは短距離ばかり使っていた割にこの緩い流れでも掛かるところを微塵にもみせなかった。凄く従順な馬で、伸び代を感じる。ザレマは先頭に立ってしまったが故の3着。この馬は勝ちに行くといつもこうなる。同厩舎のブラボーデイジーを控えに回してもこの馬を勝たせたかったのだろうが…。

ワンカラットは好位で折り合いピタリ、内から良い感じで上がってきていたが僅かに内の2頭を捉え損なった。スローで勝ち負けになったのは評価したい。レジネッタチェレブリタもよく追い上げていたがヒカルアマランサスの爆発力の前には沈黙するしかなかった。というか、スローで後ろから行ったら届かないのが普通。

第24回根岸S

2010-01-31 22:33:36 | 競馬回顧
ハズレ。何だかんだできっちり脚止まったなぁ、サマーウインド。

ワイルドワンダーにESP(蛯名スペシャル=出遅れ)発動。ケイアイテンジンがゴリ押しでハナを奪取、サマーウインドはダイワディライトらと並んで2番手の外。セイクリムズンミリオンディスクは好位で折り合っていた。その一方でスーニは中団の外で豪快に掛かっていた。何でこの距離で掛かってんのコイツは?ワイルドワンダーの他、オーロマイスターも後方待機。

前が固まって忙しそうな流れ。4コーナーから直線に向くところでケイアイテンジンのリードは僅か、サマーウインドが2番手。スーニも差の無い3番手に上がってきていた。当初はこの3頭の争い。内からダイワディライト、内に潜ってセイクリムズンも接近。外からはグロリアスノア、グリフィンゲート、オーロマイスターの追い上げ。残り200Mを切ってサマーウインドが先頭に立ったのも束の間、外からグロリアスノアが楽々と交わして先着。うーむ、グロリアスノアか…。

ペースは例年より遅かったものの、上位人気が全て先行脚質ということで変にプレッシャーが掛かって差し馬の出番。グロリアスノアは前過ぎず後ろ過ぎずの位置から直線外に持ち出しての差しが炸裂。時計が遅かったのがどうかだが、勝ちっぷりは良かった。サマーウインドは残り100Mで勢いが無くなってしまった。1,200Mで無類の強さでも、1,400Mだと並の馬というのが今日のレースを見た後の正直な感想。

オーロマイスターはグロリアスノアと同じ上がりを繰り出して3着。明らかに位置取りの差が出た。スーニは外に壁を作れず、早々に引っ掛かっていた。ペースが緩かったのを考慮してもこの距離で掛かるというのはちょっと問題あり。ワンダーポデリオは終始内で進路を確保出来ず、脚を余して5着。ワイルドワンダーは出遅れがあったにしても見せ場無しの9着は負け過ぎ。明け8歳、これ以上の上積みを望むのは酷か。

第45回京都牝馬S

2010-01-31 11:42:46 | 競馬予想
前残り決着の愛知杯において差し込んでコンマ1秒差、これにハナ差先着したメイショウベルーガが次走日経新春杯を楽勝。斤量据え置き、かつ距離短縮なら当然前進ありとみたいヒカルアマランサスから入る。

実績は一番でもここ2年詰めの甘いところを晒してきたザレマは2番手評価。短距離ばかり使っている割には折り合いが綺麗で、前走牡馬相手の準オープン勝ちを評価したいベストロケーションも勝ち負けに加われていい。

昨年の2着馬で復調気配が窺えるレインダンス、前々走は内から上がり最速の脚を繰り出して5着、前走は内で揉まれるのを嫌って前に出るも結局揉まれて凡退、外差しならもっとやれていいGI馬レジネッタが押さえ。穴はヒカルアマランサスと同じくスローで流れた愛知杯で脚を余した差し馬マイネレーツェル

なおショウナンラノビアは久々の割に強い追い切りが無い(=叩き台?)、ブラボーデイジーは前走より人気上昇、平均以上のペースが見込まれる今回は2番手追走というシチュエーションに旨味を感じないのでそれぞれ消すことにした。

◎ヒカルアマランサス
○ザレマ
▲ベストロケーション
△レインダンス、レジネッタ
☆マイネレーツェル

◎から馬連流し(5点)、◎1頭軸3連複流し(10点)

第24回根岸S

2010-01-31 10:29:15 | 競馬予想
このレースは一昨年まで年明けの中山で行われていたガーネットSと相性が良く、その勝ち馬は'05年以降延べ3頭が出走して2勝2着1回と確実に連に絡んでいた。その年明けにガーネットSと同じコースを使って行われた初日の出Sを楽勝したサマーウインドが軸。前走は残り100Mで手加減しながら、後ろから突っ込んできた馬と同じ上がりを計時。普通に強いんでないかと。

相手は前走でこの距離のペースに目処が付いたオーロマイスター、ここ3戦差して好走&前々走好時計勝ちのセイクリムズン。前走は内で行きそびれたまま終了した一昨年の覇者ワイルドワンダー、地方GI勝ちで2kg増の設定が疑問も3歳時に59kgを背負って勝ち鞍有り、そもそも距離短縮がプラスのスーニが押さえ。穴は前走2着馬(ファイナルスコアー)を物差しにするとサマーウインドとの力差が否めないものの、ここ2戦差して好時計勝ちのグリフィンゲート

◎サマーウインド
○オーロマイスター
▲セイクリムズン
△ワイルドワンダー、スーニ
☆グリフィンゲート

◎から馬連流し(5点)、◎1頭軸3連複流し(10点)

第60回東京新聞杯

2010-01-30 23:58:42 | 競馬回顧
ハズレ。ヨコテンって連勝モードに入ると手がつけられんな…。

アブソリュート、キャプテンベガ、チョウカイファイトが出遅れ。この一方でマイネルファルケが好ダッシュ、レッドスパーダもこれにすんなりついて行った。エーシンフォワードトライアンフマーチも前へ。何となくだが、この時点で前が残りそうだなと思った。

マイネルファルケが抜け出して単騎の形。レッドスパーダは2番手をがっちりキープ、3番手以降から中団にかけて一団。先行集団の直後に入ったスマイルジャックはともかく、アブソリュートは内の面倒臭いところにいた。キャプテンベガも同様。これは捌いて出てこれるか怪しい。

マイネルファルケは依然として先頭を快走。しかしそんなに飛ばしている感じではなかった。事実、2番手以降も手応えを残しつつ付いてきていた。それを象徴するのが直線の攻防。特にレッドスパーダ。全くの持ったままで前との差を詰めていく。アブソリュートは外に持ち出しながら後ろのほうでもがいていた。はい、俺の馬券詰んだ。

結局のところは前残り。勝ち時計1分32秒1、レースの上がり3ハロン33秒9では後ろから差すのは物理的に不可能。例年に比べて芝の状態が良いらしい。レッドスパーダは高速馬場のNHKマイルCで2着しているし、ここで走ってきても当然。上がりの速いレースをこなせたのは収穫。トライアンフマーチエーシンフォワードは内枠先行の分だけ割り引いて評価。後ろから行った連中は次走以降改めて期待といったところか。