競馬万事塞翁が馬

中央競馬重賞予想&回顧とPOG馬の応援ブログ

来年度の更新スケジュール

2012-12-30 16:14:25 | 日々の雑感
日頃より拙ブログをご訪問いただきましてありがとうございます。
今年は秋競馬よりGIのみの更新となった他、社労士関係の更新においては
途絶えがちになるなど満足の行く更新が出来ませんでした。
毎週チェックを入れていただいていた方には申し訳ございませんでした。

来年度の更新スケジュールは次の通りです。

◆競馬
引き続きGIのみの更新とします。但し東西金杯は更新します。
予想大会「娯楽堂競馬会」はGIのみ、前期・後期の二部構成で開催します。

◆社会保険労務士受験支援
毎週木曜更新予定。主に受験テクニックを書いていきたいと思います。
科目別攻略法、学習スケジュール管理法、モチベーション維持法、等々。

◆行政書士受験
毎週火曜更新予定。1週間毎に勉強内容を振り返ります。
社労士同様、2回目の受験で確実に仕留めます。

来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

管理者harta(さいおう)

娯楽堂競馬会・2012年後期GIシリーズ成績発表

2012-12-24 10:26:03 | 日々の雑感
娯楽堂競馬会・2012年後期GIシリーズ」は全日程を終了いたしました。
ご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

早速ですが結果発表に入ります。

優勝は$345,000を獲得されましたizuming氏です!
誰もがコディーノの優勝を信じて疑わなかった朝日杯フューチュリティSで
ロゴタイプの単勝一点勝負!ズバリ的中で一挙$345,000獲得!
前期GIシリーズに続く連続優勝を達成されました。おめでとうございます!

2位は$198,600を獲得されましたキャップ氏です!
キャップ氏と同じく朝日杯フューチュリティSでロゴタイプの単複を的中!
菊花賞のユウキソルジャーの単複他、単複中心で的中を重ねられました。
単複のみでプラス収支というのは素晴らしいです。

3位は$146,400を獲得されました空歩氏です!
秋華賞でジェンティルドンナ、ヴィルシーナに続く第3の馬を3点予想。
3連単本線的中で見事に的中されました。
へのへのもんじ氏の猛追を辛くも退けての3位入賞です。

皆勤賞は以下の7名の方々です。
izuming氏キャップ氏空歩氏kankan氏八丁堀の旦那氏
カープぼうや氏SPW氏
毎回欠かさずご投票いただきありがとうございました。

次期シリーズは来年2月17日のフェブラリーSから開幕の予定です。
ご意見・ご感想がありましたらコメント欄よりお知らせください。

第57回有馬記念

2012-12-24 09:17:21 | 競馬回顧
ルーラーシップが出遅れるのは100%織り込み済みだったが、
ロデオするなんて聞いてない。マジでふざけんな。

アーネストリーがハナ。ビートブラックは2番手に控える。
ルルーシュは外の3番手、エイシンフラッシュは中団の内を追走。
オーシャンブルーは中団馬群の中を進む。
ナカヤマナイトルーラーシップは後方馬群、ゴールドシップは最後方。

アーネストリー先頭のまま3コーナーを通過。
ゴールドシップが最後方から外に持ち出して追い上げにかかる。
先行集団がビートブラックに並びかけながら直線に向く。

ビートブラック、ルルーシュらが内を通って先頭に立ちかけるも、
その間からエイシンフラッシュが抜け出して先頭。続いて馬群の間から
オーシャンブルー、大外からゴールドシップルーラーシップが急追。
ゴールドシップが内の争いを豪快に捉えて突き抜ける。

ゴールドシップは軽く出遅れた後、押しても前に行けず今回も後ろから。
そのまま最後方を進み、3コーナー手前で外に振ってスパート。
並の馬なら4コーナーで大外に膨れて終了となるのだが、この馬の場合は
ここから更に加速、急坂でまた加速。見た目にも強烈な勝ち方だった。
「ズブいが賢いオルフェーヴル」といった感じ。

オーシャンブルーは3コーナーからの早仕掛けに付き合わされながらも
脚色は衰えず、馬群の割れたところからスパートしてよく伸びた。
決め手上位なのは分かっていたし、差しが利く展開ならこの位走って当然。
次走以降は確実に人気するだろうが、普通に強いので今後も注目。

ルーラーシップはゲート内で立ち上がった瞬間にスタートが切られた結果、
完全に浮き上がって大出遅れ。そこから無駄足を使いつつ、勝負どころで
大外をぶん回しても3着に来るのだから弱いはずはない。
私のように3連複の軸で買う立場としては特に問題は無いが…。

「今日はスタートが全て。厩舎はやることはやってくれたけど見ての通り」
(ウィリアムズ騎手)。今日「も」だろ。何回目だコレ?
いつぞやのラガーレグルスのように、癖になってしまうと直す術は無い。

エイシンフラッシュは急遽代打騎乗の三浦騎手が終始内を意識。
直線でアーネストリーとビートブラックとの間に出来た切れ目を見逃さず、
一気に追い出して突き抜けてきた。結果としてこれは早仕掛けだったが、
見せ場を作ったことについては評価しておきたい。

ナカヤマナイトはスタートから下げて後方からの競馬を選択。
勝負どころではゴールドシップの前にいたが、直線に向いてすぐ捕捉され、
そこからなす術なく突き放されて終了。脚が完全に上がっていたところを
見る限りでは距離が長かったか。

ルルーシュは大外からでもすんなりと好位を確保。
手応え十分のまま直線に向いたものの、後ろからの追撃の前に沈黙。
上位が後ろから行った馬で占めただけに、単純に展開が合わなかった。
前が有利に働きそうなレースで見直したい。

第57回有馬記念

2012-12-23 00:40:58 | 競馬予想
過去10年のデータを参照。

1番人気に推された馬は【5・3・0・2】(80.0%)と堅調。
但しその相手は人気薄であることが多く、特に3着は穴馬が絡み易い。

人気薄で穴を開けるパターンは大まかに次の2つ。
(1)春先はそこそこ頑張っていたが、秋のGIで負けて人気薄化
'04年3着シルクフェイマス(10人気)、'07年1着マツリダゴッホ(9人気)、
'11年2着エイシンフラッシュ(7人気)、'11年3着トゥザグローリー(9人気)

(2)同年の中山重賞で好走があるのに近走不振で空気扱い
'08年2着アドマイヤモナーク(14人気)、'08年3着エアシェイディ(10人気)
'09年3着エアシェイディ(11人気)

今年はコレ!と思える穴馬が見当たらない。
ナカヤマナイトはいずれにも該当しそうだが人気薄とは言い難い。

前走レース別成績は次の通り。
ジャパンC【6・3・3・56】(13.2%)
天皇賞秋【3・0・2・5】(30.0%)
菊花賞【1・2・1・6】(30.0%)
エリザベス女王杯【0・2・0・5】(28.6%)
凱旋門賞【0・1・0・1】(50.0%)
メルボルンC【0・1・0・1】(50.0%)
京阪杯(旧)【0・1・0・0】(100.0%)
連対馬20頭のうち、当時京都芝1,800Mで行われていた京阪杯(5着)を
経由した'02年2着タップダンスシチーを除く19頭はGIを経由していた。
ここがGI初出走で3着以内に入った馬は前述のタップダンスシチーと
同年3着コイントスの2頭しかおらず、GI初出走の馬には敷居が高い。

年齢別成績は次の通り。
3歳【3・4・2・31】(17.5%)
4歳【6・2・2・22】(25.0%)
5歳【1・2・3・27】(9.1%)
6歳【0・0・1・22】(0.0%)
7歳以上【0・2・2・12】(12.5%)
3歳馬は'10年ヴィクトワールピサ、'11年オルフェーヴルと連勝中。
4歳馬は'03年から'08年にかけて6連勝した後、ここ2年は2着。
5歳馬の勝利例は過去10年では'09年のドリームジャーニーのみ。
6歳以上で3着以内に入った5頭のうち3頭は二桁人気。

ビートブラックの単騎逃げ。アーネストリーとは同一馬主で競合せず。
昨年よりは流れそうで、人気どころが捲りを得意とする馬で勝負どころの
ペースアップは急。先行押し切りよりは差しに向きそう。
仕掛けを遅らせて突っ込んできそうな追い込み馬に注意。

ルーラーシップは今年に入ってGI4戦を含む6戦で全て3着以内を確保。
今回は同馬主のジェンティルドンナとオルフェーヴルが「戦略的撤退」。
スローで脚を余したここ2年よりは流れそうで展開も向く。
今回もしっかり出遅れていつものリズムで差し込みを決めてもらいたい。

ゴールドシップは初速が鈍く毎回後ろからの競馬になるが、勝負どころを
捲る脚と直線の伸び、その持続力は皐月賞と菊花賞で証明済み。
但し菊花賞はダービー上位組を欠くメンバーで、古馬との力関係が微妙。
最終追い切りの動きが重かったのも気になる。

ナカヤマナイトはGIで結果が出ていないが、今回は天皇賞秋を使った後
ここ一本に絞っての調整。これは'07年1着マツリダゴッホと同パターン。
中山では中団より前に付けて安定した走りを見せているし、後方一気の
差し切り勝ちもある。

エイシンフラッシュは内枠を引いた時か内を突いた時にしか来ない。
昨年同様内枠ゲット、天皇賞秋で内を突かせたデムーロ騎手と再コンビ。
但し正攻法で臨んだジャパンCで全く良いところが無く(昨年のジャパンCは
スローで後ろから行ったという敗因があった)、実際のところは分からない。

オーシャンブルーは前走力を要す中京の馬場で差し切り勝ち。
毎回コンスタントに上がり最速か2位の脚を使っており、決め手はこの中に
入っても遜色無し。中日新聞杯勝ち直後でここで3着に入って穴を開けた
'10年のトゥザグローリーの例もあるし、漁夫の利の差し込みに期待。

ルルーシュは札幌日経OPで終盤のペースアップに難なく対応して楽勝、
長距離戦にしてはラップが緩むところが無かったアルゼンチン共和国杯で
前々につけて押し切るなど力のあるところをみせている。
今回先行勢の中で唯一買ってみたいと思わせる一頭。

◎ルーラーシップ
○ゴールドシップ
▲ナカヤマナイト
△エイシンフラッシュ、オーシャンブルー、ルルーシュ
3連複◎or○1頭軸流し(16点)

第64回朝日杯フューチュリティS

2012-12-16 17:49:23 | 競馬回顧
予想の中で指摘した母父サンデーサイレンスがワンツースリーでワロタ。
んで、その中で唯一切ったロゴタイプが勝ってギガワロタ。
一本被りの馬で2ゲット発動のヨコテンにもテラワロタ。

ロゴタイプ=ハーツクライ、コディーノ=ディープインパクト。
抜かれそうで抜かれない、抜けそうで抜けない、あの有馬記念がリフレイン。

クラウンレガーロがハナに奪うも、エーシントップとマイネルエテルネルが
これに並びかけていく。ネオウィズダムも内から押し上げて前へ上がる。
ロゴタイプは先行争いを見て一旦下がる。
コディーノは内の7番手、その外にノウレッジがつける。
ゴットフリートラブリーデイはその後ろ。

ネオウィズダムがマイネルエテルネルを抑えて僅かにハナ。
その外からロゴタイプ、続いてコディーノが楽な手応えで進出。
直線に向き、ロゴタイプがネオウィズダムを交わして早くも先頭。
その外からコディーノが襲い掛かり、この2頭が抜け出して一騎打ちになる。
コディーノがロゴタイプに詰め寄るも、ロゴタイプが僅かに押し切ってゴール。

ロゴタイプは外枠から前に出てきて、そのまま先頭を奪いかねない勢い。
即座に手綱を締めて絶好位を確保。3コーナーでも持って行かれそうに
なっていたが、とにかく手綱を締めて直線まで脚を温存。
コディーノより前で楽な手応えでいたのだから、この勝利は必然。
ちなみにこの馬を切ったのは「外枠の先行馬」だったから。
前走マイルでレコード勝ち、デムーロ騎乗の馬が7番人気なら買えよ!

コディーノは上々のスタートを切った後、馬なりで中団の内を追走。
持ったままで外を回し、直線に向いた時は問題無く勝つと思った。
しかしすぐ前で抜群の手応えを有していたロゴタイプが抜かせてくれなかった。
札幌2歳Sで相手にしなかった馬に競り負け。将来性を占う上でもこれは痛い。
ロゴタイプがエルウェーウィンならばビワハヤヒデの例があるが…。

3着以降は2馬身半離れて団子状態。
勝ったロゴタイプと同じ血統構成のゴットフリートが3着。
スタートで若干浮き上がって後ろからの競馬になったのが悔やまれる。
坂を駆け上がるスピードは上位2頭と比べても見劣らなかった。

ノウレッジは普段より積極的な競馬に持ち込んだものの、直線でいつもの脚が
使えず6着まで。ラブリーデイは逆に前に行けず埋没の7着、エーシントップ
先行争いに加わった結果末を無くして8着。
予想の中で指摘した通り、やはり今年の京王杯2歳Sは凡レースだった模様。

クラウンレガーロはスタートから積極的に出して行ったものの、出入りの激しい
流れに巻き込まれてスタミナを消耗。4コーナーで窮屈な内に下がってしまい、
直線はほぼ無抵抗で終了。もう少し抑えて乗ってもらいたかった。

ネオウィズダムは矢作師の懸念通り、途中でハミを取ってガーッと行って自爆。
まだ馬が若いからか、それとも単に気性が悪いだけなのか。
上がりを要する暮れの中山の馬場もこの馬には向いていなかった。