青空世界

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心の準備を

2014年11月26日 | Weblog
この記事が気になります。よその国の心配をしている場合ではないのは明白だと思うのは私だけですか?

以下転載します。

http://tanakanews.com/田中宇の国際ニュース解説世界はどう動いているか
◆崩れゆく日本経済
 【2014年11月24日】 日銀のQEは円安を加速し、輸入価格の高騰が突然のひどいインフレにつながり、円安とインフレが悪循環して止められなくなる恐れがある。インフレで長期国債金利が高騰し、政府は赤字増による景気対策ができなくなり、国債の利払いが増加し、戦後の先進国として史上初の財政破綻に陥る。円安がひどくなり、日本政府は外貨準備(多くが米国債として保有)を取り崩して円を防衛せざるを得なくなり、日本政府の売りで米国債金利が上昇すると、米政府の財政破綻や債券市場崩壊につながる。

米国と心中したい日本のQE拡大
 【2014年11月5日】 おそらく米国はすでに「流動性の罠」にはまっており、金融政策の効力が失われている。米国は今後、金融を膨張から緊縮の方向に舵を切る際、とても危ない状態になっていく。たぶん、これは米国覇権の終わりになる。中露などBRICSや非米的な途上諸国は、米覇権の終わりに備え、貿易決済の非ドル化や政府の金備蓄の増強に精を出している。これらと対照的な姿勢を採っているのが、対米従属一本槍の日本だ。日本は、ドルや米国債が崩壊して米国覇権が失われると「無条件降伏」の状態になる。この無条件降伏を避けるため、黒田日銀は、自滅覚悟の特攻隊的な「バンザイノミクス」でQE拡大を宣言した。
◆陰謀論者になったグリーンスパン
 【2014年11月1日】 金融「専門家」のほとんどは「QEは米国の景気を良くしている」「超インフレが起こるなどと言っている奴は素人だ」「金地金は下がる。良くない投資先だ」と言っている。QEが株高を粉飾的に引き起こしているとか、米国の実体経済は改善していないとか、いずれ超インフレが起きるとか、債券バブルが崩壊して金地金が高騰するとか言っている人は「頭のおかしな陰謀論者」のレッテルを貼られる。しかし今回、専門家のさらに上位に立つシステム創造者のグリーンスパン米連銀元議長自らが、陰謀論者と同じことを言い出した。これは非常に興味深い。

          
       どちらにしても浮かれてないで気を引き締めましょう。

       正念場が近づいているとみて、心構えをして、できる準備はしておきましょう。