大知ファミリーのRunラン!日記

走るの大好き!そんな「は~ちゃん」と巻き起こす我が家の奮戦記!

あれから・・・2年たちました・・・。

2012-10-26 | 陸上競技

 

             
             (湯布院の・・・緑の中で・・・!由布岳は雲の中・・・!)

            

 

本日10月26日は、我が家における 「食と健康について考える日!」 です・・・(笑)

 

 

 

この2年間・・・いろいろあったけど・・・

このブログで、触れてもいいのかな・・・とか・・・

また、批判の目にさらされるのがこわかったりとか・・・(笑)

 

 

でも、は~ちゃんも母も、すっかり気分は吹っ切れて・・・

は~ちゃん・・・本当に元気になって・・・

 

 

今は、良い思い出・・・と笑って語れるようになったので・・・

2年前の今日からのことを・・・ちょっと振り返ってみたいと思います。

 

 

 

 

2年前の10月26日・・・我が家から・・・一瞬にして笑顔が消えてしまいました。

は~ちゃんが・・・「拒食症」と、宣告されてしまいました。

 

 

あと100g体重が落ちたら、即入院と・・・

入院すれば、留年は避けられないと・・・

そうなる前に何とかしましょう!と・・・

 

 

こんな日が来ないように・・・努力していた母ではありましたが・・・

「来るべきときが・・・とうとう来てしまったか・・・」

と思ったことを今でも覚えています。

 

 

何が原因って・・・ただ、10分の1秒でも100分の1秒でも速く走らせたかった・・・

そして、その期待に答えたかった・・

そんな気持ちの・・・ちょっとしたすれ違いから始まったような気がします。

(具体的に書けなくてすみません、でも、そこに・・・陸上に対する熱い思いが

 お互いにあったのは間違いないと思っています)

 

 

は~ちゃんの異変にいち早く気がついた理事長から・・・

拒食症の危険性を指摘されていたにもかかわらず

母は・・・は~ちゃんをこんな目にあわせてしまいました・・・

 

 

代わってやれるものなら代わりたいけど・・・

やせ細ったは~ちゃんの体を抱きしめて、

「絶対に入院なんかさせない・・・この子の命、守ってみせる・・・!」と。。。

 

 

でも・・・力のない弱々しい、は~ちゃんの寝顔を見ては

どうしたらいいのか、毎晩、途方に暮れていました・・・。

 

 

理事長の必死の説得のおかげで・・・

は~ちゃんは、自分は食べないとダメになる・・・と、やっと理解しました。

その時のは~ちゃんにしては、大きな1歩前進でした。

が、理解はしても、食べられないんですね・・・なかなか・・・。

 

 

食べたいのに、食べられずに苦しんでいたは~ちゃんに・・・びっくりして

食事に誘ってくださった・・・小6の担任Sみつ先生が・・・

やさしく語りかけたのを今でも覚えています。

 

 

「はつね・・・たべなさい・・・だいじょうぶだから・・・」

 

 

人間の心理って・・・わからないですよね・・・

この一言で、魔法が解けたように・・・は~ちゃん食べだして・・・一件落着!

かと思いきや・・・

 

 

拒食の次に来るのは・・・過食・・・と覚悟していました。

 

 

高2に進級したころには・・・逆に丸々と太ってしまい・・・かわいそうなくらい・・・

これが・・・「摂食障害」といわれる・・・恐ろしさだと・・・。

 

 

結局、学校側との話し合いで・・・・・・

「部活を離れ、今のクラブチームで、はつねさんのペースで・・・

 体力と気力の向上を図ってください・・・」 と・・今に至っています。

 

 

 

はっきり言って・・・そのときのは~ちゃんは、とてもじゃないけど、

走れる状態ではなかったと・・・。

 

 

記録会に出ても・・・記録は小学生のころの記録・・・

は~ちゃんの体を、あざ笑うかのような声も聞きました。

 

 

加えて、心ない方からの・・・無数の書き込み・・・

傷つきながらも必死にがんばっているは~ちゃんに、追い討ちをかけようとする

その内容に、怒り・・・というより・・・あきれはてました。

 

(悔しかったけど・・・理事長とクラマネさんの言葉が・・・

 母の心の支えになっていました、だから・・・冷静に対処できました)

 

 

 

「拒食症」と聞いたとき・・・インターハイへの夢も目標も希望もなくした・・・

と、は~ちゃんは言い、そのやりきれない思いのすべてを、勉強にぶつけました。

 

 

「拒食症」になったしまった子は、集中力も低下し、

成績も下がってくる傾向にある・・・と、聞いたのですが・・・

は~ちゃん、がんばって、がんばって・・・成績は、なんと!学年上位に!!!

 

 

でも・・・あの時のは~ちゃんは、性格も笑顔もきつくて・・・

今とは別人でしたね・・・学校では・・・。

それこそ・・・校舎の裏側をひっそりと歩くような・・・学校生活だったと思います・・・。。。

 

 

だからこそ・・・SCCでは、ずっとずっと笑い続けていたんだと思います。

SCCで楽しみ、笑うことで・・・彼女の中のバランスを保っていたんだと・・・。

 

 

 

我が子ながら・・・本当に辛抱強いというか・・・意思が堅いというか・・・

頑固というか・・・(笑!)

この2年で、少しずつ・・・でも、確実に・・・自分を立て直していきました。

自分がどういう状況であっても・・・常に、「走る!」 ということを

考え続けできたようでした。

 

 

普通だったら・・・やめる・・・ってことも考えるだろうに・・・

そのほうがどれだけ楽かもしれないのに・・・

やっぱり・・・やめなかったな~走ること・・・。。。

 

 

 

 

昨年の県選は・・・リレーで4走を走りましたが・・・

決勝に残るのがやっとで・・・何の力にもなれませんでしたが、

今年は、1走をまかされ・・・立派にその役目を果たしたのではないかと・・・。

すごくうれしかったですね・・・!

 

 

2年前の今日は、笑える日なんてもう来ないのかな?なんて思っていましたが

今日という日を元気に笑って迎えられて・・・うれしく思います。

 

 

は~ちゃん・・・この2年間、あの悔しさをバネにがんばってきましたが・・・

体育祭の集団行動が終わったとき・・・そして、リレーで1番でバトンを渡したとき・・・

 

 

なんだか・・・どうでもよくなったんだとか・・・。。。

抱えていたもの、妙にこだわっていたものを・・・捨ててしまいたくなったんだとか・・・

だから髪の毛切って・・・きれいさっぱり!超スッキリ!

心も、体も、頭も!・・・です(笑)

 

 

悔しさをバネにするよりも・・・支えてくださった方々の気持ちと

その方々への感謝の気持ちをバネにしたいのだそうです。。。 

 

 

 

 

実は、今日のブログ、昨夜のうちに少々書き留めておきました。

は~ちゃんと、ともに・・・振り返りながら・・・

 

 

は~ちゃんも今日という日を忘れていませんでした。

覚えてる?と聞くと、笑顔でうなずいてくれました。。。

そして・・・

「長引かずによかったよね・・・比較的軽くて・・・」 と・・・。

(ハイ、そのとおりです!)

 

 

私達にとっては忘れてしまいたい出来事だったかもしれないけど

忘れるには、貴重な経験過ぎて・・・(笑)

 

 

だから、今日という日を・・・

「食べることの大切さと、健康のありがたさを忘れない日!」 

ということにしました・・・。

 

 

 

(健康でいてくれたら・・・試験とか・・・赤点とか・・・受験とか・・・ どうでもいいじゃん!

 と、思いたいのですが・・・母、人間が小さいなぁ~!笑)

 

 

 

もし・・・は~ちゃんと同じように苦しんでいらっしゃる方・・・

月並みな言い方ですが・・・

出口はきっと見つかります!がんばってください!

頼れる人を頼って・・・甘えて・・・前向きにとらえてほしいと・・・。

 

 

 

 

 

 

そんなわけで・・・は~ちゃん、昨夜と今朝・・・がっつりと食べて・・・

いざ、今日は24kmの遠行です!!!

 

 

24km・・・走って!休んで!走って!走って!がんばるそうです!!!

 

 

ライバルは・・・女子バスケ部!!!だそうです・・・。(笑)

 

 

さぁ!!!最後の意地、見せてこ~~~い!!!

 

 

母も・・・今から、応援ポイントで・・・しっかり応援してきます!!!

 

 

 

 

 

最後になりましたが・・・(今さらですが・・・笑)

理事長、クラマネさん、Sみつ先生・・・感謝しきれないほどの感謝!・・・です。

我が子のようには~ちゃんのこと心配してくださった・・・にむにむご夫妻、

そして・・・元気にパワフルに励ましてくれたOぶち一家のみなさん・・・

そして、いつも声をかけてくださった先生方、お友達・・・

Yいコーチ、SCCのみなさん・・・

ありがとうございました。。。

これからも・・・どうぞよろしくお願いします!!!

 

 

 

 

 

 (ちなみに・・・ここで登場しなかった父ですが~

 ずっと黙っていました。変わり果てた愛する娘を見て、

 父こそが苦しく辛かったと思うのですが・・・ずっと黙っていて・・・

 学校との話し合いという場で、父がすべてをおさめてくれました。

 さすが・・・父親です、冷静でした・・・

 ホ・レ・ナ・オ・シ・タ! 笑!)

 

 

 

 

 

今日わぁ・・・グチっぽくなったけど・・・決してグチではなく・・・

は~ちゃんも母も・・・きれいさっぱり!スッキリ元気になった~!

というお話でした。。。