3月末に行われる全国大会は、全国のミニバスのチームが目指すものとして最も大きな規模の大会だ。
埼玉ミニ連では、年初めの1ヶ月間を使って国大会予選レベルから入門チームレベルまでに分けてトーナメント大会を開催している。
1ヶ月間をとおして、あるチームは全国大会の出場資格を手に入れ、またあるチームは1試合のみの参加に終わる。
また、参加レベルによっては、今年度スタートしたチームが最終日(決勝日程)に出場することもあるし、全国大会には行けないとしても決勝日に残って試合を経験できるチームもある。
基本的には県内の全チームが地域をまたいで対戦することになる。もちろん、あまりに遠距離同士のチームの対戦はないように配慮されることになっている。
さて今年度、原谷男子は残念ながら参加を辞退することになった。さいたま市の会場までは、有料道路と高速道路を使って順調に走ることが前提でおよそ2時間かかる。
普段高速道路の運転を経験しない保護者が運転するとすれば十分な余裕を持って移動することになるから片道2時間で済むとは考えらにくい。
交通事故等のトラブルは避けられなければならない。
私たちの住む秩父で活動するチームは、そもそもそんなハンデを負っているということなのだろうか?
原谷は、かつて同様の理由で棄権したことが2度、会場変更になったのが2度、雪で会場へ行けなかったことが1度ある。
もちろん、連盟で組み合わせなどの作業をお願いしている委員会に対して直接クレームを申し立てるつもりはない。これまでも、大変な作業の結果として良い経験を積むことができている。
しかし、子どもたちには伝えにくいなぁ。
全ての県内チームが参加できるはずの大会に、それも6年生にしてみれば最後の県大会に参加できないのだ。
ならば、ここは頑張って多少の遠距離でも参加することを考えてみたら…?
いやいや、交通事故のリスクは過度に負ってはならない。
厳しい…。
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