原谷 ミニバス通信

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中学生男子の7号ボールとミニバスケットボール

2012-03-17 05:53:47 | バスケ…ミニバスを考える

JBAによれば、「FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会」では7号球が採用されているとのことだ。
そして。
「これからの国際競争力に対応する為に早い段階から7号球を採用し、競技力向上を図る必要がある。アジアでも主要国において、中学男子年代で6号球を使用しているのはイランと日本のみで、他は国際基準に適合した7号球を使用しており、7号球の使用が主流となっている。」
ということらしい。



今、中学のクラブ活動の場では対応に四苦八苦のところも多いと聞く。男子の分を全て購入できればよいが、予算には当然ながら限りがある。
十分な予算がないところはどうするのだろうか。当分はこれまでのボールを併せて使用するのか。それとも生徒に負担を求めることになるのか…。


ミニバスではご存知のとおりリングが低く、ボールが小さい。
つまり、ショットしやすく、ショットが決まった時の喜びを感じる機会をより多く与えたいということだろう。
チームファウルの規定でオフェンスファウルに対してフリースローを与えるのも同じ理由だ。

心配なのは、「中学生で7号を使うのにミニバスが5号では戸惑ってしまう」という声が上がりそうなことだ。
この点については、ミニバスの理念をもとに十分に慎重な配慮を願いたい。

それぞれの土地にそれぞれの文化がある。
一部の優れた才能を集めて強化する国も、底辺を広く構えて文化とする国もある。


気になることがあって調べてみた。
日本と同じく中学生が6号ボールを使っているイランは、FIBA世界ランキングで10位の中国に次いでアジアで2番目の20位だ。以下、レバノン(23位)、ヨルダン(28位)、韓国(30位)と続く。


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