シニアの一人たび

神奈川県大和市の歩行者専用道を紹介したHPを開設してます。
「歩行者専用道」を中心に「北米の旅」、「飛鳥Ⅱ」も併設

育て「患者心」を知る地域医師

2005-10-25 10:08:53 | 医学
  地方の民家に医学生下宿 同じ受診者と6年間交流
    福島県立医大など実践へ
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 医学生がへき地の住民宅にホームスィしたり、同じ患者を
6年間、定期的に訪ねたりする。医師不足が深刻な過疎地
などで、地域医療を担う人材を育てようと、福島県立医大や
滋賀医大などが今年度から、新たな取り組みを始める。独自に
計画した現地体験型の研修などを通して、地域で患者の視点に
立てる医師の育成を目指す。

 福島県立医大では、医学部6年生が奥会津地方の住民宅に
2~4週間下宿する。卒業した研修医にも1~3カ月、3~6
カ月の滞在研修コースを設ける。住民の一人として地域住民と
密接に交流する中で、医療への期待や不満などを理解するのが
目的だ。

 滋賀医大では、医学生全員が6年間、約2カ月ごとに、地域
の診療所を受診している患者と家族を継続して、訪問する。
学生は2人1組で担当する。患者の心の変化、家族の社会的、
経済的な背景も幅広く知ることで、「患者の視点」を実感
できる場とする。(2005/10/24 朝日朝刊)


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