『世界にひとつのプレイブック』(2012・米)SILVER LININGS PLAYBOOK
監督:デヴィッド・O・ラッセル 出演:ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ
公開されるの待ってました。
予告で見たときより、あっさりしている印象です。
映画らしくドラマティックではなく、どこにでもありそうな話のタッチが
心地よかったです。
二人とも心を病んでしまって病院にも行ったし、薬も処方されてるし、
現代だなぁって思います。
でも、その彼と彼女の状態が違う。彼は奥さんを追いかけていて
前に進めてない。
彼女はご主人を亡くして自暴自棄になっていろんな男と寝てしまったけど、
今はその自分も受け止めて今の自分が好きと言える。
そんな彼女はとっても素敵やった。
彼は、そんなあぶない女とはかかわりたくない。僕は奥さん一筋!ってのが
むかついたけど。
それでも友達になろう、人と関わろう、変わろうとしている彼女ティファニーは
ほんと愛おしかったです。
普通の女性ってのがよかったかな。
ラストはほっとして、気持ちよく家路についた。
アカデミー賞を獲るっていうより、ほっとする映画かな。