いろいろつれづれ日記

16歳と13歳の女の子のママです。子育て記録から始めたブログでしたが、いまは何でもあり!日々の活動記録になっています。

7月4日

2011年07月04日 | Weblog
<書評>

「神様のカルテ」って本をご存知でしょうか。

この本が文庫本になっていたので、
早速購入して読んでみました。

前にハードカバーの時に見て、売れているのは知っていましたが、
当時購入には至りませんでした。

内容は「24時間365日診療」を標榜する、長野の地方病院に勤務する若手医師の話です。


世の中に、こんなに純粋に、志高い医者がいたのかという驚きと感動。
(内科医なのに酒好きという一面も好感が持てます。)

周りをとりかこむ人々の、心の優しさにまた感動。

感動の嵐で涙が止まりませんでした。

夏には映画化されるようで、
主人公役の俳優(アイドル?)が載っていたので、
その人が演じる姿を思い浮かべながら読んでいました。

う~んなかなか役柄に合った良い人選です。

その他の登場人物は誰が演じるのかが興味深いところ。

色んな役者さんを思い浮かべ、適役を探しながら読むのもまた面白いです。

昔、医者や学校の先生など、
「先生」と名の付く職業の人達は、
みな無条件に尊敬に値する人達でした。

しかし歳を重ねるにつれ、
同級生が医者やってたり学校の先生になってたり、
また実際に先生と接してみて
「こんなもんか」と期待が外れたり…

「先生」という職業の人達への尊敬の念が薄れる今日この頃。

この本はそんな残念な思いを払拭してくれ、
感動でこちらの心も清々しくなり、前向きになります。

すぐに読み終わってしまいますので、是非オススメします。
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