itiniam

ココロのトビラ
ななしゃんはお星さまになったけど、ココロは一緒。

ビヒダスCMの泣く女の子。

2015-04-30 09:26:37 | 映画・テレビ

先日の「寺田心くんがかわいい。」の記事が
最近検索キーワードでヒットしているようです。

が!最近また気になる子役がひとり。
森永乳業のビヒダスBB536のCMに出ているマッシュルームカットの女の子です!



ヨーグルトがすっぱくて泣いているのは
minaちゃん3歳。
プロフィール情報は不詳です。



そしてこの顔である(笑)
泣き顔をスローモーションで撮っている訳ですが、
このCMはかなりインパクトのあるCMだと思います。
もうもう、カワイイ!の一言です!



森永乳業 ビヒダスBB536 CMはこちら

寺田心くんがかわいい。

2015-04-24 15:18:18 | 映画・テレビ

TOTOネオレストのCMでお馴染みのリトルベン君(寺田心くん)が
最近ワタシの中でブレイクしております。

もうもうかわいくって、かわいくってうちの子に欲しいくらい。
あの舌っ足らずな口調でネオレストの機能を存分に視聴者に向けて
発信するのである。



「ひどいトイレだ。。。」



「ノズルは?ノズルに付けばいいじゃない!」



「ビックベン!においがきれいで苦しいよ!」
においきれい機能で菌の親子が悲劇の最後を迎えるのでありました。

TOTOネオレストCMはこちら



そして最近流れているサンヨー食品「サッポロ一番」での心くんがこちら!

『ママにもごほうび』篇で生卵を割るシーンです。
観ているこっちが思わず「あぁッ!!」と声が出てしまったほどです(笑)

『お手伝いしましょうか』篇では「お気持ちだけ」というセリフが
「おちもきだけ!」とまぁ、みごとに噛みまくってるんですが、
そこがまたかわいいーーーー。

サンヨー食品「サッポロ一番」CMはこちら

I am Sam

2005-01-17 04:45:20 | 映画・テレビ
I am sam『 I am sam 』
公開当時、予告を観て絶対観たいと思っていた作品のひとつ。
気づけばいつの間にか上映も終了しちゃって。
そのうちすっかりコレの存在を忘れていたんですけどね。

障がい者と呼ばれる人たちは軽度のものから重度のものまでその症状は様々ですが、ワタシも今まで何人かの障がい者と接する機会があって。
学生時代の障害学級に通う生徒、社会人になってからは会社の同僚とか、
職場に来るお客さんとか。
学生の頃は彼らに対して正直、どこか一線引いて見ていたと思う。
けど社会人になって一緒に仕事をする機会があって、仕事の話はもちろん、
一緒に過ごす為にコミュニケーションを図るべくいろんな話をしました。
普通の世間話から趣味の話、恋愛の話も。
そこで思ったのは彼、彼女らはとても前向きで、自分の等身大で出来る事に
すごく一生懸命だということ。
趣味の話とか好きなことはすごく楽しそうに話してくれるし、
健常者のワタシなんかよりずっと充実した生き方をしている感じに見えた。
ワタシなんかはすぐに気持ちが表情に出ちゃうんだけど、
彼らはいつも笑顔を絶やさなくて。それがすごく印象的だった。

だからサム(ショーン・ペン)の等身大の一生懸命さとか純粋さとが
よく伝わってきたし、感じるものが大きかった。
欲とか変な知恵も無く、純粋にルーシーが大好き。それだけ。
ルーシーが落ちてきた紙飛行機を拾うシーンがワタシのお気に入りで。
あのシーンにサムとルーシーの親子の愛が凝縮されている感じがしてね。
こうゆー画の撮り方とか結構好きかも。
サムの心境を表す色の使い方とかね。
ルーシーの居ない空間、不安な心境をブルーで現し、
愛に満ちたサムの心境には赤とかの温かい色で現していたり、
サムがパニックになっていく感じの画の撮り方とかも絶妙。

あと、ルーシー(ダコタ・ファニング)のかわいさったらっ!!!
すっごいかわいい!!!
いつしか父親の違いに気づくんだけど幼いながらも大好きな父親を気遣う
心情とか姿とか、すごく上手く演じてるなーって。
夜な夜なパジャマ姿で里家を抜け出しサムに会いに行くシーンは、
「パパに会いたい」それしか考えてない大胆な子供らしさがよく伝わってくる。
で、彼女を見て、幼き頃の安達夕実に似てることに気づいたよ。
『家なき子』の安達夕実(笑)
すごくかわいいんだけど、大人びた表情を見せるあたり。

弁護士のリオ(ミッシェル・ファイファー)のスタイルはあまり他人事には思えず、、、。
完璧でありたい。で、完璧を求めるあまり自分で自分の首を締めたり、
わざと忙しく振舞うことで自分を保つというか。
どこか片意地張って、他人からすればただの余裕の無い女なんだけど。
けど、サムと会話を重ねる度に変わっていくリオの心情も分かるなぁー。
たぶんワタシが彼らと接して感じたことをリオも感じ、
ナチュラルに生きる事を知ったっていうか。

もうね、すっごく温かくて、親子愛っていいなーって思える作品。
サムとルーシーが一緒にいるだけでこっちまで幸せな気分になるし、
シーンの至る所で流れるビートルズの曲は原曲ではなくカバーなんですが、
これがまたえらいマッチしてさらに盛り上げてくれる。
温かい感動の涙が溢れること間違いなしの作品。
そんなワタシの2005年初泣き作品でした。

ご満悦な日々

2005-01-15 04:42:15 | 映画・テレビ
無職でお金も無い割に凸な出来事多しの今日この頃。
今日は『コラテラル』のパンフレット入荷の連絡を頂いたので取りに行って、
ついでに『ネバーランド』のパンフと
ジョニー・デップの写真集?を入手してさらにご満悦。
・・・あっという間にトム・クルーズ越えしちゃったよ。>ジョニデ
ついでに冬の最終バーゲンを漁り予想以上の収穫にご満悦。

『オーシャンズ12』先行上映も出足好調な様子で目にしたので
帰宅後はTVで『オーシャンズ11』を鑑賞。
つか、つい2週間前にビデオ借りたばっかなんだけど・・・。
そこで気づいたんですが、吹替えってセリフの言い回し違うのね。
字幕と吹替えで翻訳する人間が違うからなんだろうけど、
翻訳者を2人用意する意味もようわからん。
ワタシ的には吹替えの声も言い回しもイマイチ。
同じセリフでも言い方のイントネーションが違うと意味違って聞こえるし。
まぁ、普段吹替えと字幕両方見比べる事なんてないから新たな発見。

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

2005-01-13 04:36:39 | 映画・テレビ
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
ご存知の通り3部作の完結編です。
(やっと新作解禁。1泊2日じゃ返せる自信無いし。)
3部作観終わって、またも思考回路パンクしました。(苦)
登場人物多すぎ!!地名?も多すぎ!!ややこしいのよっ!!
全然名前覚えられません。

で、完結してさらに思うのはフロドの存在について。
もうさぁ、絶対コイツバカだよ。
指輪をはめたら見つかるって散々分かってんのにはめようとするし、
死の沼で覗くなって言われたのに覗いて引きずり込まれそうになるし、
(二つの塔参照)
いくら指輪の魔力とは言え、意志弱すぎ。
そのくせすぐに「指輪は僕に課せられた」とか言うじゃん?
そんなのとっても迷惑な責任感なのね。
お前のせいでどれだけサムが身を削ってフォローしてると思ってんだよ!
スメアゴルの嘘に騙されまくった挙句、目前まで来てサムに「消えろ!」ってか。どうゆー神経してんだ、コイツ。
長く苦難続きの旅路を共にして、散々フロドの為に身を削って励まし続けてきた
親友に対してあと一歩のところでよくも抜け抜けとそんな酷い事言えるな、と。
指輪を任されたからって、勘違いしすぎ。お前は何様だよ。
絶壁の階段を下りるサムの姿なんつったら、
彼の無念さでワタシも胸が締め付けられましたよ。

でもサムは違ったね。
あんな酷い事を言われてもなお、やっぱりフロドの為に助けに行くんだもん。
それがサムに課せられた使命だから。親友だから。
指輪を手にしてもサムは指輪の魔力にも好奇心にも屈せず、
フロドが死んだ今、僕が指輪の使命を果たす!!っていう責任感あってこそ。
さすがだねぇ~親友を思いやる気持ちは素晴らしいし、意志は強いし、
責任感もあるし、見極める眼もある。
最初からサムに指輪任せてた方がスムーズに葬る事ができたのに。
フロドなんて足引っ張ってばっかじゃん。最低な男だよ。
最後の最後でまた指輪に負けるし。
指の1本くらい食いちぎられて当然。
(痛い目に遇ってもなお学習能力無いけどね、コイツ)

指輪を任せられて最後は英雄気取りだったけど、結局のところ、
フロドの手で指輪を葬ったわけじゃなく、たまたま落ちちゃっただけですから。
アクシデントですよ、アクシデント。
アラゴルンやレゴラス達を始め、ホビットのピピンとメリーも
指輪を葬る為に勇敢に戦い、大勢の兵士が死んでいったというのに
フロドなんてただ指輪持ってただけですからぁっ!!!

考えれば考えるほどヤツの存在価値を疑わずにいられないんですが、
この3部作は面白いことに変わりはなく。
やっぱりオーランド・ブルームは相変わらずカッコよくて。
正統派二枚目レゴラスはハマリ役。

ちなみにこの完結編の戦闘シーンで斬られるその他大勢の兵士。
その兵士の顔を観てびっくりしましたよ、コリン・ファレルそっくり。
えぇーーーっ!!コリン・ファレルがエキストラぁ!?
みたいな。
違うんですけどね。斬られてる顔が似てるってだけで(笑)
いやぁ、、、でもマジでビビリましたよ。
スロー再生したり拡大したり。リモコン片手にえらい格闘しちゃった。
つーことで、このコリン・ファレルそっくりさんには
「3部作で一番真剣に見入っちゃったシーン」ナンバーワン賞を差上げます。(いらねぇって)

全国区の連ドラ出演おめでとうございます

2005-01-11 04:30:02 | 映画・テレビ
『救命病棟24時』ワタシの好きなドラマです。
なので今回も欠かさす観ることでしょう。
で、初回OAを観た。
「~先生はシャイだなぁ」のセリフに寒イボ立ちますた。
地震後、倒壊物にコケて転ぶシーン・・・
思いっきり芸人のコケ方じゃないですか。

いやぁ、、、一刻も早く現場に馴染むべきと判断致しました。
頑張ってください、来週も観ますからぁ!!

そんなこんなでワタシ、DVDプレイヤーを買ってご満悦。
(つか、再生専用)
これでワタシの無職生活は映画三昧間違い無しです。
カビ生えるくらい部屋に篭ってやる。(笑えない)
テレビデオとビデオデッキ2台にDVD・・・どこまで増えるんだか。
いづれHDD内臓DVDプレイヤーも買う事間違いなしなんですけど。

で、そろそろ北海道は学生の冬休みも終わるじゃないですか。
いよいよ来週の水曜はワタシの出番ですよぉ。
(だって、混んでるのイヤなんだもん)
つーことで、『ネバーランド』と『マイ・ボディーガード』を観に行きます。
いつもの事でまたも2本立て。
再来週は『オーシャンズ12』だね。
今日WMC行ったら先行上映やってて行列出来てたけど。

観たい新作は沢山あるものの、いつになったらココで上映されるのか。
つか、上映されるのか、、、?
超短期上映でもイイから全部観せてくれ。>WMC

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

2005-01-10 04:20:24 | 映画・テレビ
パイレーツ・オブ・カリビアン『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』
ある日、カリブ海の港町ポートロイヤルに一人の男が現れた。
彼の名はジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。
そんな時、総督のひとり娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)が城壁から海に転落し、ジャックは海に飛び込みエリザベスを助けるが、海賊であるという理由でジャックは拘束。
その日の夜、幻の海賊船ブラック・パール号の海賊バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)一味に街が襲われる。
だが彼らの狙いはエリザベスが幼い頃から隠し持つ黄金のメダルだった。
彼女はとっさに海賊に"パイレーイ"(取引)を持ちかけるが、そのままブラック・パール号でさらわれてしまう。
英国海軍がエリザベスの救出計画を練るなか、
彼女に想いを寄せる鍛冶屋のウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)は
ジャックと手を組み、ジャックをキャプテンに個性派揃いの船員達と共にブラック・パール号を追い"死の島"へと向かった。
そこで明かされるウィルの父親の真相と黄金のメダルの謎。
エリザベスを救出すべく立ち向かった航海は黄金のメダルを巡る困難な戦いが
待ち受けていた・・・。

海賊なんて小学生じゃないんだからワクワクもドキドキしないべや。
と、オーランド・ブルーム目当てで借りたら・・・あらびっくり。
やっばいですよッ!面白すぎ。ジョニー・デップ最高!!
当初の目的は一体いづこへ・・・。
もちろん彼は相変わらずイイ感じにカッコ良かったんだけど、
ストーリーのキーマンなのに思いっきり存在感ペラペラじゃん?!
つか、キーマンをペラペラにしちゃうジョニー・デップの存在感がヤバかった。
海賊の如く全部かっさらっちゃった感じ。
(言い方を替えれば、ウィルの誠実で真面目な役があったから
ジャックのハチャメチャさが一層引き立ったのかもしれないけど)
問答無用でジョニー・デップのゆるいイカレた演技にやられました。
間抜けなのか賢いのか、敵なのか味方なのかもイマイチピンとこない。
ジャックの辞書には「自由」という文字のみ。
ただただ飄々と誇りであるブラック・パール号を取り戻すジャックを
ジョニー・デップがイカレキャラ爆発しちゃうのよねん。
あんなにゆるいキャラなのになんであんなにカッコイイのかしら。
ジャックが胸の前で手を合わせるあのポーズにメロメロ(笑)

ちなみに前々から思ってたんだけど『パイレーツ~』のジョニー・デップって
ローリーに似てるんだけど。
しかもあのイカレ気味加減も似てるし(笑)(つか、ローリーも結構好き。)
やっばいですよ。トム・クルーズ危うし。
いや・・・そんな事はどうでもいいんですけどね。

けどやっぱりあの金貨の呪いの仕組みがイマイチ不に落ちず・・・。
ラストで石棺からジャックが金貨を1枚くすねて呪いにかかってくれたので
石棺から金貨を直接持ち出すか否かの問題なんだろうと納得したものの、
なぜジャックが1枚くすねたのか意味不明。
バルボッサと互角に戦う事を前提にしての事か、またはバルボッサから受けた
屈辱を晴らすべく、呪いのかかったままのバルボッサをあの無人島に置き去り
にして生き地獄を味あわせるためか・・・。
でもジャックの性格なら前者の方だろうなぁ。

でもって、呪いにかかった者は不死身。
風のそよぎも何も感じないとバルボッサは中盤で言っていた。
けど、前半で街を襲った海賊がエリザベスを追い詰め、
彼女が海賊の頭に行火?の火を落したら「熱い!」って叫んだでしょう?
それは何?月の光が海賊を照らした時だけ何も感じないのかしら??
でもエリザベスがバルボッサをナイフで刺しても何の反応もしなかった・・・。
しかもウィルの父は海に落されて死んだって言ってたけど、
彼も金貨を手にしたのだから呪いにかかっていたハズ。
海に落されても死なないでしょ。
なのに、なのに!呪いを解いちゃって・・・
父親が海から脱出していなかったとしたらウィルが殺したも同然(爆)
きゃぁーーーーっ!!支離滅裂ストーリー。

ラストはウィルはジャックと一緒にブラックパール号に戻って欲しかった!!
もちろんエリザベスを連れてね。
でもまぁ、最後の最後までドタバタで、カッコよく決めたつもりが城壁から
海に落ちちゃうジャックもまたらしくていいのかなと(苦笑)

まぁ、まぁ、ディズニーだもん。ワクワクできて楽しめたらそれでOK。
何も考えず単純に楽しめば全てがノープロブレム!ってことで(笑)
とにかく最後の最後までワクワクして、観終わったらなんか爽快。
そんな作品でした。
呪いの解けたバルボッサもある意味ハッピーエンドだったと思うし。
続編も来年から2、3と公開されるみたいだし、楽しみ♪

そんなこんなで全然興味無かったくせにPCもあっという間に
ジョニー・デップ仕様になり、来週は『ネバーランド』を観る予定。
(観る気なんて無かったくせに)
ストーリー見てないんでどうゆー役なのかはよく知らんけど。
でもまぁ、画の感じからイカレ役でないことはなんとなく・・・。
ワタシ的には彼は小奇麗でさっぱりした感じより、
どこかクタっとしたっつーか、力の抜けたスタイルの方が好きかも。
ヒゲも絶対似合う。つーか、ヒゲは生やしておいて欲しい。
(ヒゲフェチじゃないけどね)
なんつーか、色気あるよねぇ・・・。
いやぁ~なんかドキドキする(爆)
(トム・クルーズにはドキドキしなかったのに(笑))

マイノリティ・リポート

2005-01-04 04:05:07 | 映画・テレビ
マイノリティ・リポート『マイノリティ・リポート』
トム・クリーズ主演、スティーブン・スピルバーグ監督による
近未来SFアクション。
2054年のワシントンD.C.。
犯罪予知システムが開発され、殺人の存在しない社会を創り上げた。
それは、3人の予知能力者"プリコグ"の予言によって未来に起こる犯罪を事前に予知し、実際に事件が起きる前に犯人を逮捕するというもの。
その犯罪予防局の犯罪取締チームの主任アンダートン(トム・クルーズ)の前に犯罪予知システムの不備を探る司法局のウィットワー(コリン・ファレル)が現れる。
そんなある日、アンダートンはプリコグの予言によって自分が殺人を犯す事を知る。プリコグの予言した映像には、見ず知らずの男に銃を向け引き金を引く自分の姿・・・
なぜ自分が殺人を?なぜ見ず知らずの人間を?
タイムリミットの予告時間まで36時間。
アンダートンは真実を暴くべく、ウィットワーの執拗な追跡と都市に張巡らされた探知網をかいくぐり逃亡。殺人予知システムを考案したハイネマン博士(ロイス・スミス)のもとへ向ったアンダートンは彼女から
ごく稀にプリコグのビジョンが一致しない時、
少数報告(マイノリティ・リポート)は破棄される。と知らされる。
だがしかし、オリジナル・レポートは一番優れたプリコグの脳に残っていると。
冤罪のケースが有得る事を知ったアンダートンはプリコグのアガサ(サマンサ・モートン)のオリジナル・レポートをダウンロードしようと彼女を連れ出した。

自らの容疑を晴らすべく真相を探るうちに、
これまで携わってきた犯罪予知システムに隠された陰謀。
そしてプリコグの予言した殺人現場でアンダートンが目にしたもの・・・
その真実とは結末はいかに!

面白かったです。最後までドキドキしながら観てしまいました。
2054年----近未来。
街の中心部全てがテクノロジーによって形成、維持されていた。
新聞記事は常に最新のニュースが映し出され、
電光掲示板は自分の名を呼びCMを繰り返す。
そして街中に網膜走査が張巡らされ常に自分の居場所が特定される。
けれど未来的な中心部から一歩出ると薄汚いスラム街がそのまま残され、
レンガ造りの住宅街、木々が普通に存在する。
そのアンバランスさが、急激に発展し、変化しようとしている様子を
とてもよく表現していると思う。

プリコグが予知した画像を特定していくシーン・・・あの動きは一体(笑)
あそこまで完璧な動作をしなければ画像をプレビューできないのか!と
そんな面倒な機械いらんわ!と笑ってしまったんですが、時遅しでしたね。
トムの顔がアップになり「ハワード そこはどこだ?」と言った時点で自爆。
不覚にもトムの唇に目を奪われてました、、、。
とても手入れの行き届いた柔らかく吸い付くようなあのピンク色の唇に(爆)
つーか、日に日にスウィートなトム・クルーズも許せる自分がいるんですけど。
あー、怖いねぇ。マジックだねぇ。
あれだけ「トム・クルーズ本人には全く興味が無い」と断言していたのに・・・
根性なし!!>オレ様

まぁ、そんな事はどうでもいいんですが、
この作品、プリコグの映し出すビジョンがかなりサスペンスちっくで、
一見すると重い印象すら受けるんですが、中身は至ってツッコミ所満載。
面白要素もいっぱいで重々しくなく観れる内容となっています。

プリコグのアガサがアンダートンに飛びつき「あれが見える?」と怯えた様子で
訴えるサマンサの表情ったら、ホラーさながらの迫真の演技でございます。
あの顔にマジでビクーーーゥッ!!ってしちゃったもの。
普段の彼女は結構かわいいのに坊主にしたうえに眉まで剃ってしまって・・・
(しかもトムまでも坊主に・・・)

しかもGAPが2054年にもそのまま存在してるのはいかがなものか。
別にGAPが後世に残るかとかいう事ではなく、今現在知った名前のショップが
まんま使われた事に笑ってしまい、そこでアガサの服を選ぶアンダートンが
ワタシの予想に反し意外な行動をとったのも可笑しかった。
えぇーーっ?!一応サイズにはこだわるの?(笑)みたいな。
でもそれもまた細部にこだわった結果なんだろうとひとりで納得。

熱探知のスパイダーも機械のくせに応用の利く頭イイし、ちょっとかわいいし。
スパイダーにアンダートンが見つかってしまうか否かのドキドキシーンですら
コミカルさは忘れてなくて。

あと、司法局のウィットワーが事件の真相に近づく重要なシーン。
にも係らず、血のりのパックが入ってます!って見た目に判る装着にがっくり。

書ききれないほどワタシの失笑とツッコミを誘うシーン満載な作品ですが、
もちろんシリアスで切ないシーンも満載で。
アンダートンが部屋で息子とララ(元妻)の映像を観るシーンがワタシは好き。
何度も何度も繰り返し観たであろう映像にあの頃と同じように話し掛け、
過去にトリップするアンダートンを"END OF FILE"の文字が切なく現在に引き戻す。
子供や妻を愛している彼の心情がよく出ていたと思います。

なんでしょうねぇ、システムを存続させるべくそこには常に完璧さを求め、
完璧であることの為に不完全さは常に切捨てる。
人間は常に「完璧」を求め、切捨てたりウソをつく動物だということを
うまく表現していて、お金のため、名誉のため・・・あらゆる欲によって
形成されたものはシステムも人間も必ずどこかで歪みが生じるっていう、
ちょっと考えさせられる内容でした。
それとこの作品、主役はアンダートンだけど、一番の被害者はプリコグであり、
アガサだっていうのも切ない話で。
全体的に重々しい感じではないけどやっぱり切なさは否めない内容かも。


ラストサムライ

2005-01-03 03:02:28 | 映画・テレビ
ラストサムライ『ラストサムライ』
ようやく観ましたよ。時代物はあまりスキじゃないんで。
例の如く食わず嫌いでね(苦笑)
この『ラストサムライ』に関してはストーリーすら知らずに借りました。
(タイトルの如くサムライの話なんだろうなーって思ったけど)
ただ、ただ、この作品のパッケージを見て
「これなら笑っていないトムが観れそう」そんな選択だった(笑)
確かに今回のトムは甘ったるい笑顔は見せていなかった。
とってもカッコ良かった。選択は間違っていませんでしたよぉ。

ネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)はかつて
名誉と国のために命をかけた戦士だった。
しかし、彼が命をかけて戦った南北戦争もすべて過去の出来事に変わり果て、
今や移り変わる時代に取り残され、見世物となっていた。
かつてのアメリカ西部侵略争闘が彼の魂を失望に変え、その光景が脳裏に焼付き
失望の呪縛から解かれずにいた彼の姿からは英雄と呼ばれた勇ましさは消えていた。
そんな彼が日本政府に雇われ、サムライと戦うため遥か遠く日本に渡る。
明治維新直後の日本は大きく変わり始めようとしており、
近代国家を目指すべく、街には電線が引かれ、鉄道が地を覆い、
帝国軍は刀を捨て西洋式の武器を手にする。
そんな変わり行く時代の波の中でサムライ一族の長である勝元盛次(渡辺謙)は
サムライの時代の終わりを察知していた。
かつての英雄と今まさに終わりを告げようとしているサムライ・・・
その運命ひとつになった時、歴史の扉が開かれる!!

みたいな。そんなお話。
つか、もうもう、すっっっごいよ!感動だよっ!
最後、帝国軍とサムライの戦いのシーンは圧巻!!
ぶわぁーーーって、鳥肌立っちゃいましたね。
あの激しい戦いシーンに感極まって涙も・・・
"名誉と忠義" "サムライ魂"
ワタシは欧米化した近代国家日本の今の時代に生まれ、
天皇に忠義の念を持った事もなければ守るべき名誉なんていう事も考えた事もなく。
だからあの戦いには
なぜそこまでして?そこまでして守るべきものなのか?
という切ない思いが込み上げてきた。
いや、もちろんあの戦いの意味は"名誉"だけではなく、伝統や歴史、
日本人として忘れてはならないもの・・・
サムライは必要無くなったとしてもサムライであった事、
サムライ魂を忘れてはならないっていう事とか。
もっと深いところがあると思うんだけどね。
伝統や歴史はとても尊くてという事・・・
ワタシたち日本人が忘れていたものを再確認させ、考える意味のある作品。
それもこれもあれだけ斬って斬られて一歩間違えると酷く残酷な画にもなりがちな激しい戦いのシーンも血生臭くなく、それでいてリアルに表現されていたのが良かった気がします。

そしてオールグレンが目にした日本の姿、サムライに思う感情が
そのまま作品中の目線になっているのも面白かった。
現代のワタシたちかなり近い目線だと思うし。
サムライの里で目にし、感じたオールグレンのwhy?what?な好奇心は
そのままワタシのwhy?what?でもあり。
それをトムがうまく表現してて。眉間にシワを寄せた表情の中に覗くおちゃめな表情や動きが面白くてかわいかった。
そんな村での生活をしていくうちに彼の中の失望の呪縛が少しずつ解け、それはやがてサムライ魂としてアメリカ人であるオールグレンの心にも宿っていく。
まぁ、そんなメンタルな部分での面白さもそうなんだけど、
この作品でのトムの注目は刀捌きのあの動きでしょう。
めっちゃカッコ良かった!
二刀流まで披露してくれまして。
この作品の為に相当指導を重ねてきた観が伺えます。
鎧を着てあんだけ動けるんですから、大したもんだと、素人ながら拍手。
あぁー。ラストサムライのトムもかっこいいわぁ・・・(笑)
結局今回もトムのときおり見せる切ない目に完敗でつ。

もちろん日本人キャストもすごい良かったね。
渡辺謙の眼力っていうんですか?
目の表情で演技の出来るすばらしい役者だと再認識。
そりゃぁトムも喰われちゃうわけですよ。
絶対的な存在感がすごかったもんなぁ~。
真田広之の最後の戦いのシーンはメイクがリアルっつーか、怖かった。
彼の場合、サムライというより忍者に近い印象なんだよね。
あと、怖いほど寡黙すぎるサムライ"ボブ"(笑)
トムが寡黙なサムライに命名した名前があまりにもベタすぎて大爆笑しちゃった
んだけど、そうゆーアメリカ人的発想もまた絶対的にアリだよね。
最後の最後にボブが「オールグレンさん!」って叫ぶシーンは涙。
ボブのセリフはそのひと言だけだったけど、そのひと言でやられちゃった。

小雪演じるたかは確かに綺麗だった。
けど、オールグレンを人間的に尊敬するようになった気持ちはよくわかるが、
夫を殺めた男にたった数ヶ月で恋愛感情を持てるだろうか?
勝元の息子の顔が昔のヨッちゃん(野村義男)ソツクリ。とか
とか、日本に南国チックな木は生えてない!とか
サムライは四の字固めなんてしないだろ!とか
そんなツッコミどころもまたそれはそれで面白い。

そして古き良き日本の風景がこの作品をさらに引き立たせていた。
まだ『ラストサムライ』を観ていない人は絶対観てほしい。
劇場の巨大スクリーンで観ればよかった!!それがすっごい後悔!
あーーー。感想長すぎ>オレ

M:I-2

2005-01-02 02:33:30 | 映画・テレビ
M:I-2『M:I-2』
トム・クルーズ作製・主演によるスパイアクションの続編。
『M:I-3』が2006年公開と聞いてとりあえず観ておこうと(笑)
前作は以前TVで観た記憶があったし。
(天井からワイヤーで降りてくるやつだよね?)

今回のミッションは「殺人ウィルス"キメラ"を回収せよ。」というもの。
イーサン・ハント(トム・クルーズ)のパートナー役に選ばれたのは
ナイア・ホール(サンディ・ニュートン)という女泥棒。
"キメラ"の抗体"ベロニホン"を巡ってロマンスあり、アクションありの
盛り沢山なお話です。

オープニングはトムの絶壁クライミングシーンで始まり、
そんな休暇を楽しむイーサンにミッションが下される。
あの絶壁クライミングはすごいです。
トムの鍛えられたカラダが堪能できるシーンでございます。
ま、腕フェチのワタシの好みとしてはあの腕はノーサンキューなんですが。
そしてウィルスと聞いてまっすぐにバイオハザードを思い出しましたね。
しかもその"キメラ"を作ったのがバイオサイト研究所(笑)

今回のラブストーリーで「表現の枠が広がった」とトムは言っていた。
確かにサンディ・ニュートンはかわいかった!!
すごく魅力的な表情を見せる女優です。
小悪魔フェロモンムンムンなナイアにそりゃぁーイーサンもメロメロさ!
が、しかしだ!
ミッションだけ遂行しててくれ!トム!!と小一時間。
前半はそんな甘ったるいトムの魅力満載でございます。
新鮮な空気が吸いたくなるようなため息すら出ますがな。
普通ならうっとりのため息が出るところなんでしょうけど・・・。

イーサンへの愛を貫き、自らの体内に"キメラ"を注入したナイア。
"キメラ"はナイアのカラダを蝕み、死をもたらす・・・
タイムリミットは20時間。
イーサンはナイアを助けるべく"キメラ"とその抗体の売買が行われる地下倉庫?
に潜入し、敵に姿を現す・・・
スモークの中から白い鳩と共に登場!!
トムのあの表情はカッコ良かった。
カッコ良かったけどやりすぎ。
ワタシあたり笑いすぎて悶絶寸前ですよ。
クライマックでは抗体を奪取したイーサンと敵陣とのド迫力のカーチェイス!
トムのスリリングなオートバイアクションが魅せます。
スリリングなアクション大好きな方にはオススメ。

が、しかしなのよ。
ワタシ的にはどうなの?と。
セリフも無くひたすらトムのバイクアクションを披露させられても・・・
ラストの格闘シーンもやたら長く感じてしまいました。
確かにキケンで迫力あるアクションシーンですよ。
けどキケン要素を無理矢理盛り込んで豪華に見せよう!みたいな、
そうゆー魂胆丸見えなのがイマイチ。
もうね、トムのあの鍛えこんだカラダとバイクを飛ばしてるトムの姿に
思いっきりシュワちゃんがリンクしちゃってねぇ・・・。
彼はこうゆー作品を求めていたのかしら?とトムの思考に疑問。
そうゆー作品は別にトムじゃなくていいんじゃないかと。

そんなこんなで2はスパイ要素も薄れ、
ワタシ的には前作の方が絶対面白かったような気がする。残念。