空(hanul 하늘)風(palam 바람)湖水(hosu 호수)……青空を吹きぬける風が、湖水にさざ波をたてる。

私たちの暮らしは、美しい自然と共生をとりたい物です。そんな日々の暮らしで、感じたことを綴ります。

久しぶり映画を二本見ました

2012-10-26 23:23:13 | 日記

久しぶりに劇場で映画を立て続けに二本見ました。

一昨日の韓国語講座の時に先生から、「かぞくのくに」が宝塚の売布神社で上映している話が、ありました。

調べてみると、初詣に行く“清荒神”と“中山寺”の間の駅です。

おまけに、「道~白磁の人~」も、時間をずらして上映されています。

一度に見たいと思っていた二本の映画が見ることができます。

シニア料金で、1000円ずつです。

 

まず、「かぞくのくに」です。

9月19日に、朝日新聞の“ひと”で紹介されている、ヤン・ヨンヒ監督の作品です。

監督の第1作「ディア・ピョンヤン」も見ましたが、日本に生きる在日の姿をリアルに描いたドキュメンタリーでした。

ここに出てきたお父さんの可愛いこと。

ピョンヤンの兄さんたちを訪ねての再会。

その兄が、病気治療で3ヶ月日本に戻ってくるところから、第3作の劇映画が始まります。

その兄には、監視の“同士”がついている。

兄は、旧友との再会の日々を過ごし、初恋の人にも再会する。

その行動が本国に報告されたのか???

 

日本へ戻っての難病の治療申請に5年かかり、3ヶ月の日本での治療が許されたはずなのに。

日本では90日での治療が難しいと言われ、間髪あけずの帰国命令。

兄は、子どもの土産のサッカーボールを買い、初恋の人に連絡する。

彼女(京野ことみ)が、「一緒に逃げようか?」と声かけるも、

妹(監督本人)が、自動車のドアを開け、兄を行かさないようにしたが、兄を乗せた車は去って行った。

妹は、兄の気に入った旅行カバンを購入した。どこに行こうと考えたのか。

 

次の上映まで1時間半ありました。

売布神社に行ってみました。

歴史はあるけど、ひっそりと小さな神社でした。

散歩がてら中山寺まで行きました。午後5時でした。お寺にお勤めの人の退勤時間でした。

 

 道 ~白磁の人~解説をどうぞ

日本統治時代の朝鮮半島で植林事業に勤しみ、民族間で争いあう中でも信念を貫いて生きた実在の青年・浅川巧の半生を描いたドラマ。

監督は「光の道」「火火」の高橋伴明。

浅川役に吉沢悠、浅川と親交を深めた韓国人青年チョンリムにペ・スビン。

1914年、朝鮮総督府の林業試験場で働くことになった23歳の浅川は、京城(現ソウル)に渡り、そこで出合った朝鮮の工芸品・白磁の美しさに強くひかれる。

職場では同僚のチョンリムから朝鮮語を習い始め、研究に没頭。

チョンリムとも友情を育んでいくが、その一方で、朝鮮の地で横暴に振る舞う日本人の現実を知る。

 


冬のソナタ以来、韓国に興味を持つ人が増えたのは、事実ですね。

でも、今から100年も前に、韓半島に友好の木を植え続けた人がいたとは、ほんと信じられない。

ソウル・清涼里近くに住み、亡くなってソウル郊外に葬られた人を、是非訪ねてみたい。


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