図書館で、「笑わせて笑わせて 桂枝雀」上田文世(うえだ ぶんせい 淡交社2003.06.06)を見つけました。
枝雀師匠の事を丁寧に書かれてました。
小米時代からのファンである私は、笑って泣いて読み終えました。
昨日行ったマグノリアコンサートの行き帰り阪急電車の中でも、笑って泣いてました。
学生時代使わせてもらったマクラです。
散髪屋さんのイスに座って待っていると、向こうからおじさんが熱い、ホコホコする蒸しタオルを持ってきて
顔にへっしゃ~。
あまりにも熱いので
「おっちゃん 無茶しいないな、こんな熱いもん、急に置かれたら、やけどするやん」
すると散髪屋さんもしゃれてますな。
「わたいかて、こんな熱いもん、いつまでも持ってられへんでしょ」
これが枝雀師匠の“緊張と緩和”だそうです。
もう一つ
「定吉、郵便局へ行ってきてくれるか」
「承知しました」
飛び出して行った定吉、すぐに戻り
「行ってきましたが、別に変わったことはございませんでした」
何度も聞きました。活字で改めて読んでも師匠を思い出して、吹き出していました。
まだ、ビデオや音声を聞いてみたくなり、閉まってあるHDDを出し始めました。
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