サンノゼ徒然草

米国はカリフォルニア在住の主婦の覚え書き。子育て、趣味、サンノゼでの暮らしのことなど。

出産記録(その1)

2006-10-18 13:04:45 | 赤ちゃん
10月2日(月)
12:30 
O'Connor病院へ到着。
個室(分娩兼休養室)で病院服に着替える。
助産婦さんより投薬予定の説明を受ける。(14時より子宮口拡張剤を投薬
して様子をみるが、変化が乏しければ翌1時に陣痛促進剤投与開始とのこと。)
胎児の心拍と陣痛を見るモニター用ベルトを腹部に巻きつけられる。
子宮口の開き具合は3センチ。(先週より1センチ拡張。)

*入院して即陣痛剤投与と思い込んでいたので、投与開始まで時間があること
を知り少し安心する。

14:00
子宮口拡張剤(座薬(薬品名は後で記入します))投与。(16:00まで安静)
点滴用カテーテルを左手甲に準備。
2時間はベッドで安静にしている必要があるので、Mr.Jに必要なものがあれば
外出して購入してくるようアドバイス。(半ば強制的(笑)に待ち時間用の本や
彼用のお八つ購入を促す。) 
自分は出産後のお八つ用に握ってきた昆布お結びを一個食べる。
義弟が差し入れをもって様子を観に来てくれ、Mr.Jが戻ってきた後、帰宅。
義母到着。

16:15
病院廊下を散歩。(Mr.J同伴)

*1時間ごとに血圧と胎児心拍を確認するため、45分間は自由行動・15分間は
病室で血圧・心拍測定のスケジュールを言われる。自由行動時間中、陣痛が起きる
よう頑張って病院廊下を歩いてみる。ほかの同じような状況の妊婦さんにも遭遇。
子宮口直下に入れられている拡張剤が痛くてなかなかスムーズには歩けないが、
心なしか、子宮両側に圧迫感がある気がする。

17:00
モニターの後は再度歩くつもりでいたが、腹部が痛いので休憩することに決定。
何となく痛みが定期的で、陣痛が起こっているような感覚に陥るが、確信はなし。

20:00頃?
友人M氏がお見舞いに来てくれる。
ひっきりなしにお腹が痛むようになる。

*この痛みは陣痛だと確信。ただ、痛みの間隔が5分程度なので、本当にそうか
まだ少し半信半疑。20分間隔とかもう少し間が開くものだと思い込んでいたため。

20:30頃?
どうみても1分間隔でお腹が痛くなる。
お手洗いに立つが、かなり我慢できないレベルの痛みを感じ、エピデュラルの
使用可否をMr.Jに効いてくれるようお手洗いより訴える。友人M氏帰宅。
下痢というほどではないが軟便が出て、それと同時に子宮口間近に挿入されて
いた拡張剤も出てくる。軟便と拡張剤を看護婦さんに確認してもらう。
エピデュラルの準備が始まる。子宮口は既に5センチ開いているとのこと。

*無痛分娩薬(エピデュラル)は状況によって使う・使う場合は子宮口が5センチ
開いてから、ということにしていた。陣痛が5分間隔程度から起こるとは予想
していなかったため、1分間隔になってもまだ陣痛かどうか疑っていた。しかし、
痛みをどうすればよいか自分で悩んでしまい、エピデュラル使用を依頼。
お手洗いからMr.Jに「我慢できないくらい痛いんだけどどうしよう? エピデュラル
使用可否を聞いてもらえる?」と対応を依頼。
陣痛がどのような痛みかというと、血圧測定帯で子宮をギリギリ絞れるまでぎゅぅう
と締め付けられている感じ。子宮の両側からぎゅぅう~~~と。

21:00頃
エピデュラル用カテーテルを背中に挿入開始。
左手にエピデュラル使用時用の精製水点滴開始。

*エピデュラル用カテーテル挿入時の痛みは、先のとがった針かスプーンで背中の
神経をえぐられる感じ。非常に痛くて声を出すことを我慢できない。「ぐっ」「うっ」
といった声がどうしも漏れてしまう。Mr.Jに対面に座ってもらい、その腕を掴み
ながら我慢するが、陣痛は痛む、背中はえぐられるような痛み、それで且つ背中
を海老のように丸めて突き出さねばならず、しかし肩に力をいれてはならず、
非常に痛い。(”辛い”というより”本当に痛い”。陣痛と同じくらいかそれ以上
に痛い。)
義母に言わせると、その挿入時の様子が一番辛そうで、涙なしには見ていられな
かったとのこと。

21:30~22:00頃
背中のエピデュラル挿入部分がほんのりと温かく感じられるようになり、陣痛も
我慢できるレベルになる。
左腕には精製水の点滴、右腕には血圧測定帯(定期的に血圧を自動測定)。
腹部にはまだモニター用ベルトが巻かれていたと思うが、覚えていない。
エピデュラル開始1時間後で子宮口は6センチに。看護婦さんが順調にいけば早朝
に出産できるかもしれないわね、とコメント。
義母、私達のアパートへ帰宅。

*右足がやたらに冷たくなって痙攣がとまらない状態になる。

23:00頃?
義父到着。私達の様子を確認した後、私達のアパートへ帰宅。

10月3日(火)
0:00頃
子宮口10センチ。

0:46
破水をしてもらう。いきみを少しずつ開始する。

*破水時の感覚は全くなし。仰向けではなく、右側を少し下にした斜め状態で
Mr.Jの肩に左足を預ける姿勢でいきみ開始。この頃、左足にも冷えの感覚と痙攣。