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泉涌寺(せんにゅうじ)

2015-03-25 18:06:24 | 京都
2015年3月22日、お参りしました。
パンフレットより『東山36峰の一領、月輪山の麓に静かにたたずむ泉涌寺。「御寺(みてら)」として親しまれている当寺は、天長年間に弘法大師がこの地に庵を結んだ事に由来する。法輪寺と名付けられた後、一時仙遊寺と改称されたが順徳天皇の御代(承久元年・1219)に当寺の開山と仰ぐ月輪大師俊芿が時の宋の法式を取り入れて、この地に大伽藍を営む事を志し、寺地の一角より清泉が湧き出ていた祥瑞によって寺号を泉涌寺と改め、嘉禄2年(1226)には主要な伽藍が完成した。この泉は今も湧き続けている。月輪大師は若くして仏門に入り、大きな志をもって中国の宋に渡り深く仏教の奥義を究められた。帰国後は泉涌寺を創建して戒律の復興を計り、律を基本に天台・真言・禅・浄土の四宗兼学の寺として大いに隆盛させた。時の皇室からも深く帰依せられ、仁治3年(1242)に四条天皇が当寺に葬られてから、歴代天皇の山陵がここに営まれるようになり、爾来、皇室の御香華院(菩提所)として篤い信仰を集めている。当寺が御寺と称せられる所以である。境内には仏殿・舎利殿をはじめ、天智天皇以降の歴代天皇の御尊牌を祀る霊明殿などの伽藍を配しています。』
拝観料は500円です。
京都市東山区泉涌寺山内町27
map
総門

案内図

大門(重要文化財)
慶長年間(江戸時代初頭)造営の御所の門を移築した四脚門です。

境内より

楊貴妃観音堂







願掛け地蔵

駒札



参道と正面が仏殿

仏殿(重要文化財)
「寛文8年(1668)に徳川家綱により再建されたもので、一重もこし付入母屋造り本瓦葺、唐様建築の代表作であす。」







鬼面鬼瓦



舎利殿(京都府指定文化財)
「御所にあった御殿を寛永年間に改装再建したものです。」

















手水舎

浴室

水屋形(京都府指定文化財)



本坊





勅使門

霊明殿
「明治17年明治天皇によって再建された尊牌殿で、入母屋造り桧皮葺き、外観は宸殿風の建物です。」
唐門









境内



鎮守社



即成院(そくじょういん)
泉涌寺総門前北側にあり、泉涌寺塔頭で、伏見長者と称された橘俊綱の創建です。

















戒光寺
鎌倉時代安貞2年(1228)宋から帰朝した浄業曇照が大宮八条の東堀川の西に創建し、後堀河天皇の勅願所となった。正保二年(1645)現地に移され再興された。









今熊野観音寺
泉涌寺塔頭で、観音寺は、初め東山観音寺と称したが、後白河上皇が永暦元年(1160)、新熊野社を勧請創建された際、改めて新那智山の山号を寄せられ、今熊野観音寺と称することになったという。
案内図









本堂

三重石塔

菩提樹



大仏堂



五智水

ぼけ封じ観音



鐘楼

医聖堂

稲荷社

熊野権現社












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