前回ミッションを降ろして中身を確認し、修理の目途がついたので今回は修理作業に移ります。
破損した社外4.533ファイナルは廃盤で手に入らないため、ひとまず純正4.4ファイナルに戻します。
純正ノーマルミッションの中身のみを中古購入しカウンターシャフトだけを頂きます。
リバース用のスリープのギヤが物凄いすり減り方。これはバックギヤに入れるの苦労した事でしょう。笑
ミッション修理のために卓上サイズの10tプレス機を購入したので、快適にギヤの打ち替えが行えます。完全に元が取れない投資を繰り返しています。笑
リングギヤも純正4.4に戻します。
リングギヤは同じ4.4用でも内径が2種類あって、EG6やEK4のオプションのLSD無しが110φ
DC2やEK9等が117φとなっていて、中古車購入のためどの車種のデフが入っているか分からない3号機EG6ミッションに組まれたデフは内径が分からなかったので予備のリングギヤを大集合。笑
結果、3号機EG6はEK9用のミッションケースにEK9デフでリングギヤ内径117φでした。
また壊れるかもしれないし、予備のギヤは大切に保管します。
ちなみに黄色い天板の作業台はやはりコロナ影響で市販の作業台が手に入らなかったのでゴールデンウイークに木材を組んでDIYしてみました。
万力をセットしてデフのボルトを規定トルクで締めてもビクともしません。
なかなか強固に仕上がりましたが材料費は5000円程で、作業台を買うよりもかなり安くできました。
さて、無事ミッションが組みあがったので液体ガスケットを塗布してケースを組付けます。
シンプルなミッションなので、整備性が良いのは嬉しいし、いじっていて楽しいですね。
また、今回のファイナルブローから学習して、自分のシフト操作だと現在使用しているスプリングレスの社外レーシングクラッチではシフトチェンジの度にギヤに負荷が掛かるため、純正形状のスプリング入りクラッチディスクに交換しました。
全て強化にするのではなく、ロスは増えるものの力の逃げを作って耐久性向上です。
(運転手が操作を丁寧に扱えるならそのままでも良いけどね…)
センター出しは予備部品のメインシャフトです。しっかりセンターが出るのでミッション装着は楽です。
車両にミッションを戻したら、液体ガスケットが完全硬化するまで数日間放置。
後日ミッションオイルを入れて、リフト上でテスト。
異音も消えてバッチリ修理完了。
久々に自走で移動しました。
これでようやく復活したので次回はミッション修理のために取り外したアンダーパネルをアルミ複合板で新調したいと思います。
そろそろ走るためにタイヤも新調しようかな?
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