
3号機EGシビックはひとまず走れるようにしたいと思い2号機からの部品の移植や
走り関係のトラブル対応を優先していたので見た目に関してはとりあえずの仕様で運用を続けています。
ヘッドカバーもそのうちの一つ
ヤフオクで買った中古ヘッドカバーを装着していましたが、色褪せが酷いのが以前から気になっていました。
何気なく買った物は少し希少なDAインテグラB16A用の「DOHC」が太字の古いタイプのヘッドカバーです。
この時代のホンダ車のヘッドカバーは結晶塗装が施されているのが特徴ですね。
ただ、この結晶塗装をDIYで再現する事は不可能とされていたのであまりに塗装が酷くなると、
剥離して普通の塗装で塗ったり新品に取り換えるのが普通かと思います。
2022年現在も赤ヘッド用のヘッドカバーならば新品で購入可能。でも黒ヘッドはもう廃盤…
そこで最近ネット上で話題の結晶塗料なるスプレー塗料製品でヘッドカバーの結晶塗装を補修してみる事にしました。
焼き付け乾燥が必須なため、段ボールで乾燥炉を作成。
内部にアルミホイルを敷き、ヒートガンの温風で内部を120℃程度まで高める必要があります。
ヘッドカバー全体を脱脂、足付けし、塗装が不要な部分はマスキング。
塗装は3回ほどに分けて塗り重ね塗装しました。
塗った直後は普通の黒いスプレー塗料と同じテカテカ状態でしたね。
塗装が終わったら乾燥炉に投入し、ヒートガンで温風を送ります。
ちょうど100℃のところで安定しました。20分程度放置します。
約20分経ったら外に出して、スクレッパーで文字の部分の塗装を削り取り、完成。
スプレー塗料で結晶塗装の特徴である塗装の凸凹具合が再現できてしまいました。
かなり粘度が高い塗料でスプレー塗装していると途中でノズルが詰まってきてしまうのですが、
その時に均一に塗れなかった部分は乾燥後の凹凸具合の不均一になっています。(ヘッドカバーの右側や左上など)
ただ、勝手も分からない初めての挑戦にしては上出来!?
スプレー缶ではなく、スプレーガンに入れて塗装するタイプもあるので次回はスプレーガンで均一に塗れるようにすれば
商売にもなりそうな予感です。
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