花とおじさんの ほろ酔い日記

若い頃からのテニスに加えて2007年からランニング。2015年から水泳と筋トレ、2023年からパドルテニスを始めました。

ひばり忌

2005-06-24 14:42:28 | 友・回顧録
今日、6月24日は「ひばり忌」である。
美空ひばりさんが天国へ旅立って、もう16年が過ぎる。

ひばりさんへの想いは、多くの日本人が、それぞれの胸の中で、
自分自身の思い出と重なり合って、いつまでも忘れられないと思う。
今年は「十七回忌」、多くのイベントが各地で行われる。

「ひばり忌」のブログだけは、どうしてもこの日に合わせて書きたかった。
 資料も十分に準備して、歌にまつわる思い出も沢山書きたかった。

しかし、とうとう書くことが出来なかった。
名曲のそれぞれを聴くたびに、当時の思い出が、
自分史と重なって記憶されているからだ。
とても書き切れるものではないことがわかった。
今日は、自分自身の記録のために、ほんの少しだけの思い出を書き残す事にする。


 戦後まもなくである。私は意味も解らないままに、
  ラジオから流れる「ひばり」の歌を口ずさんでいた。

最初の記憶は「悲しき口笛」(昭和24年)ではないだろうか。
  丘のホテルの 赤い灯(ひ)も
    胸のあかりも 消えるころ…

 
ひばりさんが12歳だから、私はまだ4歳である。歌の意味がわかるはずはないが、
  「丘のホテルの・・」ところだけが妙に記憶に残っている。

( オカノホテルって?? ホタルのことかなあ??)


 次に、思い出すのは「東京キッド」(昭和25年)の歌。
  右のポッケにや夢がある
    左のポッケにや チュウインガム…


( ぽっけ? ポケットの事かな!?
    ボクのポケットには? 5円玉一個だけだった)

  空を見たけりゃ ビルの屋根
    もぐりたくなりゃ マンホール…


( ビル?? マンホール?? 
    当時のボクの町には、こんなものはまだ見たことがなかったから??)


 自分が成長するにしたがって、「ひばりの歌」もだんだん大人になっていく。
 「りんご追分け」「港町十三番地」「柔」、
  そして晩年の「みだれ髪」「川の流れのように
  
   知らず 知らず歩いてきた 細く長いこの道
     振り返れば 遙か遠く 故郷が見える…


 
 「ひばりさん17回忌」の今日、私はすでに還暦に達して生きている。
 … 幼い頃からずーっと、8歳上の姉のような存在だった「ひばりさん」は、
  8歳下の妹になってしまった … 


ブログに、是非とも ひばりさんの写真を載せたかった。
そこで、「美空ひばり公式ウェブサイト」から拝借しようとしたが、このページに下記の記述があった。
【肖像権を守ろう!】ホームページ等で美空ひばりさんの写真/画像を公開するのは著作権違反です。違反に該当する場合は3年以下の懲役、または300万円以下の罰金が科せられます。

ひばりさんのためにも、これだけは守りたい。
  代わりに、1999.5.1撮影の「白牡丹」を。


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11 コメント

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まめしばさんへ (花とおじさん)
2005-07-05 11:50:48
ご心配おかけして申し訳ございません。

歯痛は一段落して、震度0.5なんですよ。



「ひばり忌」をupした後、それに続く「ネタ」がどうしても浮かばないのです。

 しばらくは、ズル休み状態・・です。



日曜日はテニスで、ちょっとハッスルしすぎて

持病の腰痛・・

月曜日は仕事休んで、PCも触らすに、安静していました。



今日は、なんとかへっぴり腰で仕事へ 

トホホのホです。 
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お元気ですか? (まめしば)
2005-07-04 21:12:29
その後、歯の痛みはいかがですか?

具合が良くないですか?

早く快復されますようお祈りしています。

寂しいですからね。
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あこさんへ (花とおじさん)
2005-07-02 21:20:12
 akoさん 



 いらっしゃ~い、ませ 

「先日のコメントがドローンと消えた!」って、

こちらに届いた後に、消えたのでしょうか?

それとも、投稿時に?



それは、とても残念でした。

今度は、大丈夫でしたよ

とっても嬉しいです。



あこさんのブログは、毎回、毎回 ハッとさせられます。

写真さえも、「詩」です。

「人生いろいろ」ですが、試練とは神様が与えてくれる階段だそうです。

一段、一段と登っていくことで、その人の使命がいつのまにか達成されるのです、と。

人生の長短、役割りもそれぞれに異なります。

白い花も、赤い花も、華麗な花も、小さな目立たない花も、それぞれが、その使命を持って、精一杯生きているから美しいのだと思います。

他人と比較するのではなくて、自分は自分らしく生きることが大事だと思っています。



ひばりさんも、自分の使命を知り、多くの試練を乗り越えて来たからこそ、いつまでも多くの人に感動と希望を与えることが出来るのだと思います。



夏バテ防止には

が一番ですよ。

そうすれば、元気に”おはよう”です。



あこさんの素敵なブログ、沢山のファンがいますから

どうか、健康第一に、お大事に



花おじは、歯痛震度0.5に落ち着きました。

でも、まだ新規投稿の気分になれません。

しばらくは皆さんのお宅を拝見して、時々「コメントだけ」の「ズル」に決めました
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再び・・ (ako.)
2005-07-02 11:08:19
先日 コメントさせて頂いたのですが

ドロンと消えてしまいました

時々gooさんに送るとそうなる時があるのです

私のパソコンがいけないのかも知れませんが・・



残念ながら ひばり世代ではないのですが

でも唄の数々 どこかで耳にしています



唄はその時々の想い出と共に

いつまでも心に残りますよね
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まめしばさんへ (花とおじさん)
2005-06-27 16:02:09
ひばりさんの歌は、子供の時から晩年まで、すべて歌詞が明確なことに驚きます。

どんなに高度な節回しでも、歌詞はメリハリがあって、しかも心がこもっていますね。

だから、聴く人を感動させるのでしょうね。



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美空ひばり。 (まめしば)
2005-06-26 02:37:46
私は、最近になって美空ひばりってすごいんだな~、

って思うようになりました。

いろんなTVの特集で歌を聞くたびに、

「うまいな~」って思いますし、

また、歌詞などを理解できるような年齢になったんだとも思います。

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♪ \(^o^)/ ♪ (花とおじさん)
2005-06-25 20:35:15
 横浜のおーちゃんさんへ 



TVのない時代、歌はラジオから、そして知っている大人から口伝えでしたね。TV時代になってひばりさんの人気も一時衰えていったと思います。私も晩年のひばりさんが病を乗り越えて、不死鳥となって歌われた、その2曲が心に残ります。特に「川の流れのように」が大好きです。

自分の「葬送曲」にしたいなあと思っています。







 宿六さんへ 



父母も映画が好きで、子供の頃は、家族揃って、よく見に行きました。

ひばり映画はほとんど見ました。だから、ひばりさんは家族のような気がしていました。

お姫様役や若衆役、そして剣の立ち回りも素敵でしたよね!

宿六さんは、三度もお会いになったのですか。良かったですね。

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ひばりさんとは、三度お会いしました (ホランナビ日記の宿六)
2005-06-25 15:56:10
今から22~25年前のことですが・・・



花おじの書かれた曲名は殆んどが映画化されています。映画産業のメッカと言えば京都です。

ひばりさんは京都に沢山の知人があり、京都が好きでした。



お酒も好き、人柄が善い、気さくな人柄は実生活の上でも人気がありました。



京都の有名なふぐ料理屋さんにご招待され、ひれ酒の飲み方を教えて頂きました。

ちゅんちゅんのひれ酒を割り箸で軽く混ぜ、マッチで火を点け、青白い光りを覗きながら

「こうして飲めば、何杯でも飲めるわよ!」

「注ぎ酒は駄目よ」、「女将さん新しいのお代わり・・・」

何て調子でした。今では当たり前ですが、その当時は洒落た飲み方で皆に好評でした。



亡くなる3年前、体調不良で入院先の病院でお会いした時、

「大丈夫だよねー、先生も心配無いって言ってるし・・・」

花おじの書いた光太郎の詩でしたか?レモンを噛む歯の話・・・

ひばりさんはとってもきれいな歯が印象的でした。



それがひばりさんと会った最後の機会でした。
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ひばりちゃん (横浜のおーちゃん)
2005-06-24 20:08:46
私はもう少し年が近く、子供のころからずーっと歌を聴いてきました。だけど自分で歌うことはなく、同級の女の子が騒いでいるのを横目で見ていました。

私が歌ってみたいなと思うようになったのは、「みだれ髪」「川の流れのように」でした。

もう年上ではなく同年齢と感じる頃でした。

もっと生きてほしかった。
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ひばり・・・ (よーさん)
2005-06-24 17:45:18
TBとコメント書き込みありがとう!

私もひばりとともに昭和を生きてきたものの一人です。兎に角、ひばりの歌を聴くとその時代の自分が思い出されます。これがひばりの歌の良さです。

たんに歌が上手と言うだけでなく、昭和と言う時代を代表する歌手といえるでしょう。今日は、私も夜は、ひばりもののビデオでも見てすごします(^0^)

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TB&コメント有難うございます! (のずら)
2005-06-24 17:44:52
ひばりさんの命日、今日ですね。

未来永劫、輝き続けるひばりさんの存在をかみ締めながら、一日を過ごしたいと思います!
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