「さよならドビュッシー」シリーズ・・・岬洋介シリーズと言った方が良いのか・・・のスピンオフ的な作品。「さよならドビュッシー」で、火事で死んじゃった、あの頑固&豪傑爺さんの、その直前までの活躍を描く・・・脳梗塞で身体が不自由になってもポジティブで、喧嘩が好きで、矜持を介し、度量が深い・・・そのくせ策士で洞察力にも優れ・・・密室殺人やら、銀行強盗やら、毒殺事件やら・・・車椅子に乗ったまま、次々解決しちゃうぞって言う・・・そんなお話。
シリーズ前2作「さよならドビュッシー」「おはようラフマニノフ」の感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/2417.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/2741.html
玄太郎じいちゃんが、相当痛快。んで、かっこいいっす、男っす。本編より面白いんじゃないかっていう・・・最後に岬も出てきてバトンタッチもなんか感慨深い。ミステリィとしてもきっちりかっちり。
非常に面白かったです。
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