ヘロヘロなのでとっとと寝ようと思ってたのだが、読みかけの小説が佳境に入り・・・・ついつい読破。
元検察官で今は弁護士の佐方、依頼を引き受ける基準は、報酬の多寡でも勝算のあるなしでもなく・・・そんな佐方が今回かかわった事件は、ホテルでの痴情の末の殺人。すべての状況証拠は被告人の有罪を指し示している。でも何かが引っかかり、依頼を受けた。そしてその殺人事件の裏には7年前に起きた一つの交通事故が・・・そんなお話。
終盤の勢いは・・・・なんか凄い。ネタが上がっちゃってからも今度はドラマ性で盛り上げ・・・いやあ、最終弁論やっぱかっこいいし、さらにそっから先には泣かせもあって・・・良いですね。ミステリィの仕掛けも見事ですが、なんと言うか濃いドラマ感に持ってかれます。デビュー作も普通に面白かったけど、これはさらにずっと好きです。
非常に面白かったです。
こちらデビュー作の感想。
http://moon.ap.teacup.com/hanao/1764.html
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