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花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「City of Love」 by 白井良明  1988

2005-12-17 17:08:47 | 音楽の話とか

ムーンライダースのギタリスト、あくまでもポップな曲をあれこれ詰め込んだ盛りだくさんな内容のナイスアルバム。見た目は・・・ですが内容はポップでカッコよい。

どうもムーンライダースのイメージからは程遠い内容。この人歌謡曲のプロデュースとかもやってたんでそっち考えればある意味納得。まず一曲目のタイトル曲のイントロギターからとても良い。きっもっちいいっなあ~この音!! 曲の方も良いぞ!!

この人のギターって全然違う弾き方しててもどっか特徴がある。花男は本人もギター弾くくせにその辺鈍いんだけど・・・前にCoccoの「クムイウタ」っつうアルバムを何故か誕生日プレゼントでもらった事があるんだけど、その中で「強く儚い者たち」っつう曲があって(結構好き)そのギター聴いて「なんか聴き覚えがあるなあ・・・」 と思ったらやっぱ白井さんだったっつう事があった。この曲では(恐らく)電気ドリル奏法っぽいのもやってたんけど、それでもやっぱ“白井良明の音とフレーズ”っつう感じがびんびんしてた。

二曲目のハウスちっくなリズムにフラメンコギターが絡む「ウィスパー・イン・ザ・ナイト」もいかしてる。ビバリーヒルズコップ(あれ・・48時間だっけ・・・)な歌謡曲「火傷しそう!君の冷たさに!」も素敵。白井さんが当時プロデュースしていた、ユーロビートな姉ちゃん二人組みBABE(覚えてる?冨田靖子似とクロマティー似の・・・)が客演した「No! Blood!」なんてまるっきりBABEでマジなんだかギャグなんだか判らない。

そして松尾清憲の客演も光る「青空のトランペット」は超名曲!!ぱっぱらぱっぱらぱらっぱっ♪あなたは笑ってる~♪ 曲も唄も良い。アコギとラッパが凄く良い。こいつは本当に良い曲だ。

他の曲も含めて、極めて出来の良い80年代後半の日本のポップスが楽しめます。主人公は見た目はさえないおっちゃんで歌は上手いとは言いがたいが・・・味はある。肩の力を抜いて気楽に楽しめる一品でドライブには最適な感じの仕上がり。「青空のトランペット」だけでも多くの人に聴いてもらいたいものだなあと思う次第。っつう事で機会があれば聴いてね。




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