「恋文の技術」 森見 登美彦 2009-03-20 23:52:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ 京都の大学から能登の研究所に飛ばされた阿呆な大学院生が各位に書き綴る手紙。ひたすら手紙。全編手紙。一字一句余すところなく手紙で構成される・・・小説? 手紙のみ、しかも「往路」のみ掲載な構成で何故かきっちり見えてくる阿呆なストーリー、うだうだした片思い、そして企て達。手紙の文面にしか登場しないのに切れるキャラ達。そして最後の手紙は微妙に感動的でもあったり・・・なんか壮大な人間物語だった様な勘違いも辞さない感じになる。結局きっちり森見ワールドで、なんか凄くお見事で素敵。 非常に面白かったです。 « 春はどうやって分けるのだろ... | トップ | 山ぼうし »
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