
3年目の看護師美琴は、風変わりで真面目な研修医=割とイケメン=桂に出会う。彼は花屋の息子らしく、花について語るときは生き生きと。多くの高齢者入院患者を抱える松本市郊外の小さな病院で、彼は高齢者医療の難しさと対面しながら真摯に考えながら努めていく・・・一方の美琴も能力を買われて主任候補に・・・そんな二人が仲良くなったり、なんだかんだなお話・・・ですか?
医療の課題に言及し、意思を織り交ぜながら小さくラブコメなのは作者ならでは。手触り肌触りは「神様のカルテ」シリーズとも被る(ほんの少しリンクも垣間見え・・・)。なので正統派な「いい話」だし、優しいので重苦しくもなく気持ちよく読めました。
面白かったです。
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