「市民調査室」と言うSNSの発信元。グルメからゴシップまで、確度の高いレアな情報をずっと発信してきて特定の層に強い人気が。そんな発信にある時から変化が・・・明確なフェイクが混じり始めた。彼のフェイク発言をきっかけに「信者たち」による祭りが始まり、フェイクの対象はその風評被害を受ける。サーバー犯罪対策課の延藤は、この主の発言が問題視される前からなんか気になって個人的に調べていたが、ついに被害届が出され調査に乗り出す事に。そんな中新たなフェイクが。そして風評被害で立ち行かなくなった被害者夫婦は自殺をしてしまう・・・・そんな感じですか。
SNSの風評被害とか炎上とか暴言での自殺とか現実世界も最近本当に増えてますね。フェイクニュースの被害は日本ではまだまだでも、それに近い状態はSNSきかっけで結構起こってる? そういう意味ではリアルなんで、入り込みやすいですね。そしてミステリィとして、顔の見えぬ犯人との対決物としてきっちり素敵仕上がってます。人の汚さ弱さの描き方も相変わらず秀逸です。これもシリーズ化するのかな?
非常に面白かったです。
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