就職に失敗しひきこもりになった小夜子=24歳。久しぶりの外出は弟の結婚式。その帰り道に迷いふと立ち寄った他人の通夜に出ることで何か癒される・・・それから通夜通いを始めるようになり・・・そこである老婆=「通夜女(つやめ)」と出会う。それと葬儀用のケーキ販売サービスをもくろむ会社の若い営業マンやら、通夜レディの派遣業務を立ち上げたキャリアウーマンやらも絡みだして・・・そんな感じ???
喜劇と悲劇のコントラストはやはりチャップリン以来の伝統???その配分が見事で、結果ダメな私の成長ストーリーでもあり、ほんのりファンタジィな悲しいお話でもあり・・・読み応えばっちりでも胃もたれせず。手腕??
非常に面白かったです。