「作家刑事毒島」 中山 七里

あの犬養刑事も恐れる？？売れっ子作家にして敏腕刑事、そしてその性格は・・・ともかく・・・出版がらみの痛い連中の集まった難事件をニコニコ＆サクサクッとどSっぷりまき散らしながら、解決していく・・・

ちなみに犬養シリーズ感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4000.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4105.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5200.html

まあ、こりゃまた濃い人を・・・しかし、プロ野球選手とか、野球以外でもスポーツ選手なら、そこに至るまでに、本人の勘違いの入り込む余地なんかない明確な「選別」があるけど、小説家とかミュージシャンとか・・・卵的な方々はそりゃ痛い人も(の方が？)多数いるわけで・・・またその書き方リアルで救いが無さすぎる感じとか・・・うわっって感じ(笑)　で・・・ミステリィとしてはもちろんきっちり。 どぐされた、不幸たっぷりなお話達なのに、残るのはクスクス笑い・・・うむ・・・


面白かったです。非常に近い。

「蜜柑花子の栄光 名探偵の証明」 市川 哲也

第三弾で、完結篇って事らしい。1-2作目の感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4249.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4654.html

蜜柑花子への挑戦状はダークなライバル経由で？ 名探偵たる実績を積むために、3日間で4つの謎を解かなければ、人質を殺すと言う・・・人質はダークなライバルの母って本当か？？　そして花子は名探偵として、結局・・・そんなっす。

ちょっと個別の話がむしろゴミゴミしちゃってる気がするのは俺だけか・・・全体像の方のストーリーが素敵なんでね・・・これで完結と言われれば、そんな感じだし、続くなら続くんで行ける気もする。

面白かったです。