
地球を回しちゃうギャングたちの生みの親の作品。短編が4本。舞台は概ね仙台中心?
1.夜の動物園に集う詮索好きな男たちの話。
2.ある人物を探す、空き巣兼探偵が関わる宮城県のとある田舎村の風習。
3.晩年気狂いした小説家の小説と、それをモチーフにしたバンドの曲と、その曲が届いた奇跡のお話。
4.心優しい空き巣と野球選手と自殺とキリンとポテチとピタゴラスと・・・そんな話。
これならネタバレしまい。
どれもこうなんかさらっと甘酸っぱい風。なんていうか童心を刺激される。そしてなんかカッコイイ。
適材適所なキャラ配置。ストーリーの組み立て&仕掛けも気持ちよい。中々ナイスでした。