花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ナゴラン

2014-06-29 07:56:15 | 日記



           ナゴラン[名護蘭] ラン科

徳島県絶滅危惧 絶滅
環境庁絶滅危惧 ⅠA類

我が町には数十年前、沢山あったナゴランですが園芸用の採集で無くなってしまった。
写真の花は知り合いの家の古木に着生しているのを撮影させてもらった。
数年前には小さな1株が少しずつ増えて大きく成長している。大切に保存していただきたい。

四国から南方暖地の湿った樹上、岩上に着生。葉の長さ10~15㎝。
茎側に花茎を6~15㎝垂らし、4~10花をつける。花は径1.5~2㎝。
沖縄の名護岳にはえるのでついた名。
















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花2種 NoⅡ

2014-06-28 07:44:43 | 日記




          カシノキラン[樫の木蘭] ラン科

徳島県絶滅危惧 Ⅰ類
環境庁絶滅危惧 Ⅱ類

おもに紀伊半島から四国南半と九州の暖帯の照葉樹林に着生する常緑のラン。
花期は6月下旬から9月上旬まで。
和名の樫の木蘭は常緑林のカシにつくこと、葉の大きさやカシの葉に類することから、土佐での呼び名である。
















       
               ツチアケビ

再度の投稿のツチアケビ。
深山の木陰の地にはえる多年生の無葉蘭で黄褐色、高さ30~50㎝ぐらいでときには1mになる。













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花2種

2014-06-27 08:51:46 | 日記



        ハンゲショウ[半夏生] ドクダミ科

「半夏生」の日本名、夏至から11日目即ち7月11日頃に白い葉をつけるからとも言い、
また葉の半面が白いから半分化粧した意味だともいう。別名カタシログサ(片白草)。

水辺にはえる多年草。草全体に一種の臭気がある。












        

            コクラン[黒蘭] ラン科

花色に基ずいて付いた名前、再度の投稿です。
あちらこちらで咲き始めました。






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ハッチョウトンボ

2014-06-26 08:13:06 | 日記


          ハッチョウトンボ

徳島県絶滅危惧 準絶滅危惧

日本のトンボ中最小形種。ミズゴケ湿地に発生し、あまり移動しない。
全国で100か所以上の産地が知られる。
太平洋沿岸では稀で、県内での生息は海部郡のみ。

生まれて日が浅いのかカメラを近づけても逃げようとしない。
トンボとカメラの距離5㎝。マクロレンズにて撮影。
赤いのが♂、淡い黄色(地上に出てまだ日が浅い)のが♀。



























       

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ウチョウラン

2014-06-25 06:11:01 | 日記



            ウチョウラン[羽蝶蘭] ラン科

徳島県絶滅危惧 Ⅰ類
環境庁絶滅危惧 Ⅱ類

最近バイオで品質改良され、いろんな花色のウチョウランが花屋さんの店頭に並んで販売されておりますが、
乱獲により野生のウチョウランの撮影は難しくなりました。

暖帯から温帯にわたって、低山地の湿った岩壁の割れ目にはえるラン。
茎面、葉脈、苞葉から子房にまでわたって暗紫色に線状着色がある。











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